送 信 塔 見て歩き
東京都 ・ 中継局


東京MXテレビ 青梅中継局  2009年10月、2010年4月、7月撮影

東京MXテレビの青梅中継局は東京都青梅市と日の出町との境の二ツ塚峠に設置されています。1995年10月の開局です。
都道31号線(通称・秋川街道)からは、2本の鉄塔を見ることができます。

MXテレビ中継局は、背が高く赤白に塗られた東京都防災行政無線鉄塔を間借りして設置されています。
ただし、無線中継所入口には門があり、立ち入ることはできません。

ところで、テレビでは、当地にはMXテレビのみ中継局を設置しています。これは、東京タワーからの出力やUHF電波の
特性などで他局よりもサービスエリアが狭いための対応と思われます。送信アンテナは、北方向へ2面です。
また、親局受信のグリッドパラボラも同じ鉄塔の低い位置に取り付けられています。

送受信アンテナは低い位置に設置されているため都道からは木立が邪魔で、はっきり見ることはできません。
 


2009年10月に訪問した際は、遠方のみからの観察です。


秋川街道からの遠景と鉄塔の拡大です。

早朝の訪問に付き、逆光です。 申し訳ありません。


東京都防災行政無線鉄塔の拡大です。

なお、MXテレビの送受信アンテナは、これより下方に取り付けられているため画像には写っていません。

 


こちらは、施設の入口です。

この時は、別ルートのハイキング道の存在に気付かず、裏側から鉄塔を観察できることを知らずにいたため、
直接訪問が叶いませんでした。

そのため、遠方より鉄塔を観察できる場所がないか探して、たまたま青梅市役所の臨時駐車場から
鉄塔が見えることを発見しました。


中央奥に見えています。

 


拡大しました。
 
 

さらに拡大しました。
こちら向きの2面双ループと左向きの親局受信グリッドパラボラが
見えます。

その後、登山・ハイキング系のブログなどを探すと、二ツ塚峠には都道を横切る形でハイキング道が通っており、
裏側から鉄塔を観察することができることが分かりました。

2010年4月と7月の2回直接訪問し、見てきました。


ここからは、2010年4月の訪問記です。


遠景です。 前回と同じ場所からの撮影です。今回も取材日程の都合で、当地は早朝の訪問です。

 


2基の鉄塔の拡大です。

実は、この時はまだ、右側の鉄塔がデジタルテレビのTTL鉄塔だと気付いていませんでした。
 

MX青梅中継局は、こんなところにあります。

 


上記の2枚の画像は、この向こう側からの撮影です。

 

続いて、都道沿いからの撮影です。


鉄塔が見えるポイントがありました。

MXテレビの送受信アンテナの拡大です。

 


送信アンテナです。

受信パラボラです。

 


ここがハイキング道の入口です。 都道を跨いで両側を通っています。

 

こんな道をしばらく登って行きます。

なお、このハイキングコースは、サイクリングロードにも利用されており、実際に自転車が通り抜けるのを見掛けましたので、
注意が必要と思われます。

 

ここからは、直接訪問の画像です。 

防災無線鉄塔の全景を角度を変えて2枚。 左画像には、隣接するTFM中継局も写っています。

 

送信アンテナを角度を変えて2枚。 形式は6L2段2面です。

 


TFMアンテナ(手前)との2ショットです。

受信は3mグリッドパラボラにて東京タワー受けです。

TOKYO FM中継局は別ページで紹介しています。

 

局舎を角度を変えて2枚。

 


モニターアンテナです。UHFアンテナが上を向いています。
また、防災無線鉄塔に向けラックが伸びています。

何か機器があります。監視カメラでしょうか。
 
 

続いて、2010年7月の撮影です。


遠景です。 右側TTL鉄塔に変化あります。

デジタル中継局・TTL固定局については、別ページで紹介しています。
 

また、MX中継局には変化が無さそうでしたので、画像のみ貼り付けておきます。

 

 

中継局データ

アナログ MXテレビ
チャンネル 44ch
出力 30W

青梅アナログテレビ中継局は、MXテレビ単独設置です。
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


©2009-2010 送信塔見て歩きWeb