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千葉県 ・ 中継局
銚子テレビ・FM中継局 (NHK水戸 神栖中継局併設) 2017年8月撮影
銚子中継局への訪問は2回目になります。今回は車で訪れました。
2017年の夏は変な天候で、普段であれば良い天気が続くはずが、連日曇りや雨の日ばかりです。
当中継局を訪れた時間帯もどんよりしていて残念でした。
とりあえず、現在の様子を押さえましたので、画像で紹介します。
はじめに、前回訪問した2007年のアナデジサイマル時に、どの鉄塔からデジタル波が送信されていたのか、
はっきりしませんでしたが、その後の調査で、予想通りCTC・FM中継局がデジタル中継局として全社のデジタル波が
出されいてたことが分かりました。 (その時点では東京各社の中継局には、デジタル機器はありませんでした。)
ここからが、今回の訪問記です。(比較のため前回訪問の画像もあります。)
上・2007年 下・2017年
2007年 |
2017年 |
2007年 |
2017年 |
NHK・東京民放5社共用中継局
今回訪問すると、あの有名な二股(キャンデラブラ方式)鉄塔が普通の形状になっていました。
ただ、この鉄塔からはデジタル波は出ていなかった訳で、アナログ終了後は、解体撤去でもおかしくなかったのが、
改造までして鉄塔を残したのには、何か事情があったのだと思われます。
現在(2017年)時点では、NHKと東京民放5社は、元のアナログ中継局からデジタル波を出しています。
と、ここまで書いて、調べてみると当中継局では、エリア内で他局とデジタル混信が発生したため、2012年7月から
10月にかけてチャンネルリパックが行われていたことが分かりました。
その作業で鉄塔工事や中継局の改修が行われ、鉄塔が二股から普通の形状になったものの中継局自体が
生き残ったものと思われます。
このアンテナは、当中継局に併設されているNHK神栖中継局のアンテナです。2013年1月の開局です。
神栖中継局は、茨城県神栖市の一部(旧波崎町地域)などに向けて送信しています。その辺りは、銚子中継局のエリアですが、
銚子中継局は千葉県の中継局のため、NHK総合テレビは、東京の番組が流されています。
一方、NHKは茨城県では県域放送を実施しており、神栖市は茨城県のため、水戸放送局が制作する番組を流すために、
神栖中継局を開局させました。
(NHKは現時点では、千葉県では県域放送を実施しておらず、首都圏向けのローカル番組が流されいています。
教育テレビ<Eテレ>は、全国放送のため、別チャンネルでの放送はありません。)
局舎です。
敷地の様子です。
チバテレビ・FM共用中継局
こちらの中継局では、アナログ関係の設備が撤去された以外、大きな変化がないようです。
ただ、デジタル受信パラボラが、スペースダイバシテイになっています。
正面側です。
側面から見た敷地の様子です。
前回訪問時からあるGPSです。
こちらも以前からある、ソフトバンクの携帯基地局です。表札は、前回訪問時のままでした。
中継局データ
NHK−FM 83.9MHz 30W
BAY−FM 79.3MHz 30W
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
デジタル | NHK総合 | NHK教育 | NTV | TBS | CX | EX | TX | チバテレビ |
チャンネル | 51ch | 39ch | 33ch | 36ch | 42ch | 43ch | 45ch | 30ch |
リモコン | 1 | 2 | 4 | 6 | 8 | 5 | 7 | 3 |
出力 | 各局とも | 10W |
当中継局では、エリア内で他の局とのデジタル混信が発生したため、チバテレビを除く各局で2012年7月から10月にかけて
チャンネルリパックが行われました。
各局の旧チャンネルは、NHK−Gが34ch、NHK−Eが26ch、NTVが25ch、TBSが22ch、CXが21ch、EXが24ch、
TXが23chでした。
NHK神栖中継局(総合テレビのみ) リモコン1 (44ch) 3W
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