送信塔見て歩き

送信塔　見て歩き
千葉県・中継局

大多喜テレビ中継局　　２０１８年８月撮影

大多喜中継局は、夷隅郡大多喜町紙敷の伊藤大山（いとうおやま）にあります。大多喜町中心部から西方向の山です。

最初に、アナログ時代の様子です。
ＮＨＫとＣＴＣが置局されていました。開局はＣＴＣが先で１９７３年１０月、ＮＨＫは１９９６年７月です。
開局時期が離れているためか、中継局は同じ形式のものが別々に設置されていました。

送信アンテナは、それぞれ４Ｌ２段１面＋４Ｌ１段２面です。（ＮＨＫは２波共用）。
受信はＮＨＫは２波共用１．８ｍグリッドパラボラにて銚子中継局受け、予備に２波共用８素子八木２列にて東京タワー受けです。
ＣＴＣは１．８ｍグリッドパラボラにて千葉基幹局受けです。

２００７年１２月末に、東京各局とともにデジタル化されました。

　↓

圏央道・高滝湖ＰＡ展望台から見た南方向の画像です。　伊藤大山は左隅です。　合成

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓

拡大しました。　伊藤大山は、太い橋脚の上方です。

さらに拡大しました。　中継局以外にも鉄塔があるようです。また、鉄塔にはパラボラがいっぱい付いています。

登る途中のホテル付近からも見えました。

それでは、直接訪問します。

全景を角度を変えて２枚。

鉄塔を角度を変えて３枚。　当中継局には、固定局が併設されています。

船橋のＣＴＣ鉄塔からＴＴＬで送られた番組は、さらに長南、東金、君津、岬の各中継局へ送られています。

一部、未確認の部分があります。

送信アンテナを角度を変えて２枚。

局舎です。

ＧＰＳです。

ここにもあります。

付近には、ＮＨＫのＦＰＵ施設もあります。

隣接地には、携帯電話基地局があります。
情報ではここに元アナログ中継局があったようです。

行政関係の中継局です。

デジタル中継局前には、地元アマチュア無線クラブの大きなアンテナもありました。

中継局データ

アナログテレビ放送は２０１１年７月２４日をもって終了しました。

東京民放５社はアナログでは開局していませんでした。