送 信 塔 見て歩き
千葉県 ・ 中継局
しくいち様提供の画像で紹介します。


鴨川テレビ中継局  2024年4月撮影

当ページでは、歪の大きな画像には、手を加えてあります。(逆に不自然な場合があります。) ご了承をお願いします。

鴨川中継局は、房総半島の南部、JR安房鴨川駅の東 約4.8kmの山中に設置されています。「嶺岡スカイライン」(林道です)と云う
名前の道路沿いに設置されているらしいです。近くに貸切のコテージ旅館があります。住所は鴨川市主基西です。

アナログ時代には、チバテレビのみが中継局を設置していましたが、デジタルでは、チバテレビはもちろん、東京全社も
デジタル新局として開局しています。

最初にアナログ時代の様子を書いておきます。開局は1979年4月です。支柱式鉄柱20mの送信鉄塔の中継局です。
送信アンテナは、4L2段3面、受信は1.8mグリッドパラボラにて鋸山中継局受けです。

デジタル中継局は2010年3月末に、全社同時に開局しています。

房総地域では、アナログ時代には東京タワーからの電波が受信できた場所でも、デジタル(UHF波)が受信できない
地域が多数発生しているようです。
当地域もその一つで、アナログではチバテレビのみの開局でしたが、デジタルでは、東京各社も相乗りしています。

デジタル中継局は、鉄塔はアナログからの継続、局舎はチバテレビを含め、全社で新築したようです。


それでは、直接訪問で紹介します。


全景です。

 

送信アンテナは、4L2段3面です。 角度を変えて3枚。

 

局舎を角度を変えて2枚。 斜面に建っています。

 

受信パラボラと銘板の拡大です。

番組伝送は、上記全社共用2mプレートパラボラにて清澄山の清澄固定局をTTL受けです。

 


GPSです。

右画像はそのうちの1つを拡大しました。NHKのシールがあります。

 

この2枚は、監視用機器のアンテナと思われますが、詳細は不明です。

 


モニターアンテナです。

 


鉄塔には2枚、銘板が取り付けられています。

 


上段はチバテレビのアナログ銘板です。

下段は、鉄塔銘板です。

この銘板により、当中継局の送信鉄塔はアナログ時代からの継続使用と確認できました。

 

中継局データ

アナログ チバテレビ
チャンネル 33ch
出力 10W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 NTV TBS CX EX TX チバテレビ
チャンネル 50ch 52ch 44ch 48ch 38ch 32ch 31ch 30ch
リモコン
出力 各局とも 1W

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