送 信 塔 見て歩き
千葉県 ・ 中継局
2024年画像は、しくいち様提供


富津テレビ中継局  2018年8月(当方撮影)、2024年4月撮影(しくいち様提供)

富津中継局は、富津市亀田の山中にあります。JR佐貫町駅近くから「東京湾観音」の案内板に従い登って行くと、その途中、
急カーブを過ぎると左上方に現れます。

当中継局は、アナログ時代にはCTCのみ中継局を設置していました。東京各局は、東京タワーのエリアだったようです。
しかし、デジタル化で難視聴が発生したらしく、2010年12月に東京各局・チバテレビ揃ってデジタル化されました。

千葉県の南房総地区のデジタル中継局は、このパターンやデジタル新局の開局が多いです。UHF波は低山地を回り込まないようです。

ここでCTC単独のアナログ時代の様子です。
開局は1973年10月です。支柱式鉄塔に送信アンテナは4L2段2面+4L1段1面(垂直偏波)。
受信は1.8mグリッドパラボラにて千葉基幹局受けでした。


JR佐貫町駅近くから見た遠景です。

 


同所からの拡大です。



こちらは、いったん通り過ぎて東京湾観音付近からの画像です。最初の画像の裏側です。

 


拡大しました。


それでは、直接訪問をしてみます。(2018年8月の当方撮影の画像からです。)

全景を角度を変えて2枚。

電線が山中に延びている場所を登って行くと突然大きな局舎が現れます。周囲は樹木で覆われ、離れて撮影することができません。

新築で全社共用中継局が建てられたようですが、CTC単独の中継局がどんなふうに建っていたのか、想像できませんでした。
(もしかしたら微妙に場所が違うのかもしれません。)

 

鉄塔の様子を角度を変えて2枚。

 

送信アンテナを角度を変えて2枚。 左画像はJR佐貫町駅付近からの拡大です。

 

受信パラボラです。君津固定局TTL受けと思われます。 とすると、リングアンテナは東京スカイツリー受けですね。

 


局舎です。

 

鉄塔基部を角度を変えて2枚。なお、中継局を示す銘板は無いようでした。(当然のことながら、表札・看板もありません。)

 

GPSです。鉄塔の両側にあります。
 


道路の突き当りは、「東京湾観音」です。訪問時は工事中でした。
 



付近から見た南側の風景です。


しくいち様より、2024年4月撮影の現状画像が届きました。ご覧ください。


遠景です。

 

全景と局舎です。(一部、画像を補正してあります。)

 


ラックです。

 

送信アンテナを角度を変えて2枚。

 

受信パラボラです。裏に対向先が書かれていました。(当方訪問時に気付きませんでした。)

 

中継局データ

アナログ CTC
チャンネル 52ch
出力 10W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。

NHK東京、東京民放5社はアナログでは開局していませんでした。


デジタル NHK総合 NHK教育 NTV TBS CX EX TX チバテレビ
チャンネル 44ch 39ch 33ch 41ch 38ch 40ch 31ch 29ch
リモコン
出力 各局とも 1W

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