送 信 塔 見て歩き
群馬県 ・ 中継局
S様提供の画像で紹介します。


松井田上増田テレビ中継局  2024年5月撮影

松井田上増田中継局は、安中市松井田町上増田の県道33号線沿いに設置されています。
付近の高台には簡易水道の浄水場(タンク)があります。
北陸新幹線・安中榛名駅の西 約7.3km辺りの場所です。

最初に、かつてのアナログ中継局の説明です。
開局は、NHK東京・東京民放5社・GTVの全社同時に1980年1月です。
パンザマストにミニBOXと云うミニサテ局です。

送信アンテナは全社共用12素子リングアンテナ3段2面+3素子リングアンテナ2段2面の構成です。
受信は、送信点の西 約350mの高台で全社共用3mグリッドパラボラにて下仁田中継局受けです。

2009年12月末に全社同時にデジタル化されました。デジタル中継局は、アナログ中継局の隣接地に全社共用で新築されました。

それでは、現在の様子をS様提供の画像で紹介します。



遠景を少し角度を変えて2枚。 ミニサテ局ですが、パンザマストではなく四角鉄塔です。

投稿者様によりますと道路沿いに獣除けの電気柵があり近付けなかったとのことです。

 

遠方からの撮影のため、送信アンテナが見え辛いですが、、アナログ時代と同様に12素子リングアンテナ3段2面+
3素子リングアンテナ2段2面の構成です。 ただし、2セット取り付けられています。

上段がNHKと東京民放5社共用、下段がGTV単独です。(GTVだけチャンネルが離れているためと思われます。←広域タイプの
アンテナでカバーできると思われますが・・・。)

 

機器とGPSの拡大です。
 

ところで、受信点はアナログと同じ場所(送信点から西へ約350mの高台)にあります。

受信点とを結ぶケーブルの埋設杭です。(右画像はアナログ時代のもののようです。)

受信点は、国土地理院の地図で見ると、丸く描かれた水道タンクの西側、354mの表示がある場所です。

ここで、全社共用オフセットパラボラにて下仁田中継局を放送波受けです。

アナログ時代とデジタルでは、ケーブルの埋設ルートが違うらしいです。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 NTV TBS CX EX TX GTV
チャンネル 35ch 33ch 37ch 39ch 41ch 43ch 45ch 31ch
出力 各局とも 0.1W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 NTV TBS CX EX TX GTV
チャンネル 20ch 13ch 14ch 15ch 16ch 17ch 18ch 29ch
リモコン
出力 各局とも 0.01W

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