送 信 塔 見て歩き
群馬県 ・ 中継局
群馬県のT様提供画像で紹介します。


桐生梅田テレビ中継局  前半 2008年1月撮影、後半 2008年9月撮影

桐生梅田中継局は、桐生市中心部からは北東方向の通称・観音山の山頂(標高・288m)にあります。
サービスエリアは、谷筋の南北2方向です。

最初に中継局の説明です。
開局は、NHKが1970年6月、GTVを含む民放6社が1980年5月です。当初は別々の中継局だったと思われますが、
1986年12月に局舎を更新し、全社共用になったようです。(鉄塔はNHKと民放は別々です。)
送信アンテナは、NHKは2波共用4L1段2面(垂直偏波)、民放も同じ形式です。チャンネルごとにグループ化されています。
なお、アナアナ変更の対象局ですので、現状は異なるかもしれません。

  
全景を2方向から。                                 見上げてみました。

受信アンテナ(リングアンテナ・パラボラ)は、桐生中継局(茶臼山)向き。プレートパラボラは、SHF受け。
グリットパラボラは、放送波受けです。(リングアンテナはモニターor予備用と思われます。)

 

  
局舎とパラボラです。                   局舎裏から見た、桐生・茶臼山方向です。
局舎は、2棟あるように見えます。

 

  
こちらは、民放?、バッテリー室?。   やはり2棟あります。

それぞれの表札を拡大してみます。
  
こちらは、民放のみ、群馬テレビもいっしょです。   NHKを含め全社あります。

情報では、アナアナ変更時に、新局舎が建てられたとのことです。前の局舎は現在、バッテリー室になっているようです。

 

  
NHKのアンテナです。          民放のアンテナです。

 

  
鉄塔の銘板です。                     ふもとから見た、山頂・中継局です。
アナアナ変更前の旧チャンネルです。

現在、フジテレビとテレビ朝日は、SHFでも伝送されています。(1997年1月に放送波とのルートダイバシティ化しています。)
以前は、この2局も放送波受信でしたので混信でも発生したのでしょうか?。

 

  
市道からの入口です。道しるべがあります。     こんな階段を4〜500m行くそうです。

 


山頂から見た、北方向です。


T様より、デジタル化工事の様子を写した画像の提供を受けました。  2008年9月撮影です。

  
全景です。                     別角度から。

 

  
以前、グリットアンテナがあった場所に         ケーブルに名札がついています。
オフセットアンテナが設置されています。

 

  
裏側からの画像です。                  デジタル局舎の拡大です。以前、バッテリー室が
手前はアナログ局舎、奥は新設のデジタル局舎です。                あった場所です。

 


バッテリー室が局舎横に新設です。

 

  
こちらは、使用済みのグリットパラボラです。     後ろの木箱には、オフセットパラボラが入っていたものと
下へ降ろされるようです。                                        思われます。

未確認ですが、デジタルアンテナは、全社共同で民放のアナログアンテナと共用されるようです。

予定では、NHKと東京民放5社は2008年12月、GTVは2009年後半に開局するようです。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 NTV TBS CX EX TX GTV
チャンネル 44 49 15 18 29 34 36 47
出力 各局とも 1W

デジタル NHK総合 NHK教育 NTV TBS CX EX TX GTV
チャンネル
リモコン
出力

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