送 信 塔 見て歩き
群馬県 ・ ギャップフィラーシステム
S様提供の画像で紹介します。


群馬県妻恋村 ・ 大前テレビ組合  2023年5月撮影

嬬恋村の大前地区のギャップフィラーシステムの紹介です。

A−PABの「エリアのめやす」を見ると大前地区は、草津中継局がカバーしているように見えますが、受信できない場所があるようです。
そのような地区に向けての施設と思われます。大前地区は、村役場もある村の中心部です。

もう1局、この辺りをカバーする嬬恋三原中継局がありますが、NHKのみの中継局です。

ギャップフィラー中継局が設置されているのは、JR吾妻線の終点・大前駅の南側高台です。
駅の南側からくねくね曲がった道(登り切ると直線道)を約1km進むと、道沿いに6基のUHFアンテナが組まれた施設があります。


いつもと違って、まずは、受信設備から紹介します。


全景です。 この画像は、北側から撮影しています。

 


拡大しました。

別角度から

 


多素子のUHFアンテナを垂直に6基組んであります。

受信機器です。

受信親局は、草津中継局と思われます。(というか、そこしか考えられません。)

 

2つの機器には、メーカーの型番と補助金銘板(?)があります。 機器メーカーや施設名が確認できます。

 

続いて送信点です。  最初は、追加でいただいた2023年7月撮影の画像です。


嬬恋村役場南側の高台(国道144号線から分岐位置)からの遠景です。

 


拡大しました。

 


こちらは、吾妻川に架かる大前橋からの撮影です。

 


拡大しました。

 

5月の撮影に戻ります。


受信点から見た送信点の遠景です。 送信点は、道路から少し入った位置にあります。 右奥に見えるのが送信鉄塔です。

 


受信点からの拡大画像です。

別角度から。

送信アンテナの設置場所は私有地の可能性があり、遠方からの遠景です。

 


送信アンテナです。 普通は、リングアンテナと思いますが、ここでは平面アンテナが採用されています。

このアンテナが気になり、メーカー(日本アンテナ)のWebサイトでカタログを見てみました。

詳しく説明しているページがありました。

ギャップフィラーと云う方式が、かなり広がってきているのか、いろいろ製品があります。

当地で採用されているのは、「平面型送信アンテナ(GFTA082S)13ch〜40ch」と云う製品のようです。

その他、無指向性や、よく見かけるリングアンテナも掲載されています。

 

中継局データ

デジタル NHK総合 NHK教育 NTV TBS CX EX TX GTV
チャンネル 35ch 13ch 38ch 15ch 29ch 17ch 18ch 30ch
リモコン
出力 各局とも 0.01W

チャンネルは、親局の草津中継局と同じです。


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