送 信 塔 見て歩き
茨城県 ・ 中継局
筑波テレビ中継局 2007年8月撮影
筑波テレビ中継局は、筑波山の南側、地元で「小田山」や「宝鏡山」と呼ばれている山の山頂(標高461m)のすぐ南側にあります。
1980年7月に開局しています。
つくば市北条付近から見た「小田山」です。
全景写真を拡大しました。中央の大きな設備は、行政関係のものと思われます。
筑波中継局は、右側の2本の鉄塔です。
左に見えるパラボラなどは、日立中継局向けの筑波宝鏡固定局です。
さらに別角度から
筑波山山頂から見た小田山山頂部を拡大しました。右下に中継局があります。
こちら向きのパラボラが光って見えます。
中継局の全景です。山頂側から下を見ています。左にアナログ、右にあるのはデジタルです。
地上デジタルは、2007年10月開局予定です。(総合テレビのみ放送)
さらに降りました。敷地全景が見えます。 合成
デジタル局舎のエアコンが稼動していましたので、既に試験放送が始まっていたのかもしれませんが、受信テストをせず、未確認です。
当中継局は、NHK水戸放送局のローカル番組をエリアに流すのが目的のようです。
そのため、教育テレビや民放は開局予定がありません。
下側から見てみました。 合成
中継局は、山頂への登山道の脇にあります。 当方は、右上方から降りてきましたが・・・。
同じ位置から見た全景です。
それでは、個別に見ていきます。 まずは、アナログ設備からです。
局舎です。 |
表札です。 |
なぜか先端が空いています。
八木アンテナがありますが、モニター用と思われます。
当中継局の親局(東京タワー)受信アンテナは、筑波宝鏡固定局と共用です。ここから西側中腹約700mの地点に8素子八木2列が設置されています。
続いて、デジタル設備です。
局舎です。 表札はありません。 |
鉄塔基部です。 |
デジタル中継局は、アナログ中継局の隣に局舎・鉄塔とも新築されました。
親局受信パラボラです。 筑波山固定局をTTL受けです。
ところで、アナログとデジタルでは、アンテナの向きが異なっています。
アナログは西から北西なのに対し、デジタルは西から南をエリアとしているようです。
左・アナログ、右・デジタル
さらに調査をしたところ、1997年3月に総合テレビは減力・指向性変更・チャンネル変更を、教育テレビはチャンネル変更をしていることが
分かりました。(目的は未確認です。)
こちらは、山頂から見下ろした当中継局方向です。
中継局への道のりです。
分岐を降りていきます。 |
何か建物が見えてきました。 |
中継局データ
アナログ | NHK総合 | NHK教育 | ||||||
チャンネル | 45ch | 47ch | ||||||
出力 | 各局とも | 10W |
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。 2021年 追記
デジタル | NHK総合 | |||||||
チャンネル | 49ch | |||||||
リモコン | 1 | |||||||
出力 | 20W |
当デジタル中継局は、2007年10月開局予定です。予定通り開局しています。 2021年 追記
アナログとデジタルは、同じ場所ありますが、アンテナの段数や向き・出力から見て、別の中継局と見てよいようです。
これまでのアナログエリアを当然含むとして、それ以上にエリアが広いものと思われます。
ただ、北方向が弱いのは、他の中継局でカバーするのでしょうか?。
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