送 信 塔 見て歩き
茨城県 ・ 中継局


日立神峰テレビ中継局  2005年8月撮影、(2021年11月撮影のS様提供画像は下方リンクからどうぞ)

日立神峰(かみね)中継局は、日立市宮田町の鞍掛山に設置されています。日立市の中心地域をカバーする中継局です。
「A−PABの放送エリアのめやす」を見ると、日立市街地の内陸寄りは、風神山の日立中継局ではカバーできないようです。

中継局は市内中心部のすぐ北側、付近にはゴルフクラブや野球場、遊園地などもあります。
また、すぐふもとには日立市の清掃センターもあります。

アナログ中継局の開局は、NHKが1972年7月、民放5社は同時に1992年4月です。NHKと民放の2グループに分かれて設置されています。
送信アンテナは、NHKは6L1段2面+1.8mグリッドパラボラの構成です。民放は4D2段2面+1.8mグリッドパラボラの構成です。
(どちらにもある1.8mグリッドパラボラは、十王中継局送りのアンテナと思われます。)

受信は、NHKは2波共用1.8mグリッドパラボラにて日立中継局受け、民放も5社共用4mグリッドパラボラにて日立中継局受けです。

それでは、まずはアナログ中継局の様子を通りすがりの遠景画像でどうぞ。(2005年8月撮影)



常磐自動車道(北から南行き)から見た遠景です。

 


さらに南へ移動した位置からの拡大画像です。

 


こちには、常磐道・日立中央SA展望台から見た鞍掛山(中央の山)です。 左のエントツは清掃センターです。

 


山頂部を拡大しました。 いくつか鉄塔が見えます。

 


さらに、放送中継局部分を拡大しました。

左にNHK、右に民放の送信鉄塔が見えます。また、民放の4mグリッドパラボラがこちらに向いているのが分かります。
また、NHK・民放ともに向こう向きのパラボラがあります。
  


上記画像のNHKパラボラ部分の拡大です。

NHKでは、2004年10月に十王デジタル中継局が開局していますので、
当中継局に番組伝送のためのTTL固定局パラボラ(上記画像、右側に
こちら向きと向こう向き)が新設されました。

また、資料を調べると、アナアナ変更の関係なのか、アナログNHK−G
のみ番組伝送が放送波中継からSHF波中継に変わっています。
上記画像、左のパラボラが、その固定局のものと思われます。


同じく民放鉄塔のパラボラ拡大です。

こちらも、アナログ番組伝送が、全社放送波受信から
SHF波に変わっています。上記画像、下段の
プレートパラボラが、そのアンテナです。

上記パラボラ画像が、粗くて申し訳ありません。 鮮明な画像は、「茂木ネットワークセンター様」が2007年9月に
直接訪問されていますので、そちらをご覧ください。

 


こちらは、同じく展望台から見た日立市中心部方向の遠景です。 中央の目立つ建物は日立警察署です。
 


2005年8月に遠方撮影をしたきり、長らく放置しておりましたが、N様より 2021年11月撮影の画像が届きました。

下方リンクより、中継局別にご覧ください。
 

NHK 東京民放5社共用

  同地にある FMひたち送信所は、別ページをご覧ください。

 

中継局データ

NHK総合 NHK教育 NTV TBS CX EX TX
チャンネル 40ch 42ch 30ch 37ch 33ch 45ch 48ch
出力 各局とも 3W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 NTV TBS CX EX TX
チャンネル 20ch 13ch 25ch 22ch 21ch 24ch 23ch
リモコン
出力 各局とも 0.3W

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