送信塔見て歩き

送信塔　見て歩き
福島県・中継局
Ｎ様提供の画像で紹介します。

蓬田テレビ中継局　　２０２２年７月撮影

蓬田（よもぎだ）中継局は、石川郡平田村と須賀川市・郡山市との境にある「蓬田岳（標高・９５２ｍ）」山頂に設置されています。
この山は眺望の良さや車でのアクセスが良いため、登山者が多いとのことです。

最初に、かつてのアナログ中継局の説明です。
開局は、ＮＨＫが１９７２年９月、ＦＴＶとＦＣＴが同時に１９８１年４月、ＴＵＦが１９９７年１１月、ＫＦＢが１９９７年１２月です。
（なぜか、わずかの差でＫＦＢの開局が最後です。）

開局時期がバラバラですが、全社共用の中継局です。
これは、後発局が開局する前年の１９９６年１０月に局舎を更新しているためと思われます。

送信アンテナは、全社共用６Ｌ１段３面、受信は全社とも送信点で、ＮＨＫとＦＴＶはチャンネル個別に８素子八木２列、ＦＣＴは９０ＣＲ、
ＫＦＢとＴＵＦは共用９０ＣＲにて、全局福島基幹局（笹森山）受けです。

当中継局からの電波は、基幹局からの電波が届かない東側に半円状に出されています。

２００９年１２月末にデジタル化されました。アナログ中継局の隣接地に全社共用中継局が新築されました。

それでは、画像で紹介します。

蓬田岳の遠景です。

全景を角度を変えて２枚。

鉄塔です。

送信アンテナは、６Ｌ１段３面です。東側の中通り方向を除く３面です。　角度を変えて３枚。

全社共用の受信アンテナです。笹森山放送波受けです。　角度を変えて２枚。

こちらは、ＮＨＫ西古殿中継局送りのＴＴＬパラボラです。　角度を変えて２枚。

敷地の様子です。

局舎と表札です。

ラックと引き込み部です。　監視装置のアンテナもあります。

ＧＰＳが２か所にあります。

モニターアンテナです。

借用標識です。ＦＣＴが幹事社のようです。

山頂の表示です。

登山口の様子です。

中継局データ

福島県のアナログテレビ放送は２０１２年３月３１日をもって終了しました。