送 信 塔 見て歩き
福島県 ・ 中継局
R様提供の画像で紹介します。


月舘テレビ・FM中継局  2019年2月撮影

月舘中継局は伊達市月舘町の屏風山にあります。

かつてのアナログ中継局の説明です。
開局はNHKが1966年11月、FTVが1968年8月、FCTが1971年10月、KFBとTUF が同時に1985年1月です。
中継局はNHKは単独、民放は局舎はFTVとFCTが単独、KFB・TUFが共用です。
鉄塔はFCTは単独、FTV・KFB・TUFの3社が共用のようです。(一部、不明確な部分があります。)

送信アンテナは、NHKは個別のST1段(上がG)、FTVもST1段、FCTは4L1段3面、KFBとTUFは共用4L1段3面です。
(NHKとFTVは1960年代の開局に付きVHF送信です。)

受信はNHKは約150m離れた地点で個別の8素子八木、FTVは約140m離れた地点で8素子八木、FCT・KFB・TUFは
送信点で個別に90CRにて、全社笹森山受けです。

当中継局にはNHK−FM中継局がテレビ中継局に併設されています。(ふくしまFMは、中継局を設置していません。)
開局は1970年2月です。送信アンテナは3素子八木1段2面、受信は5素子八木にて笹森山受けです。

2008年11月にデジタル化されました。

それでは、画像で紹介します。


全社共用デジタル中継局

デジタル中継局は、全社共同で新築されました。

全景です。 画像提供者様によりますと、この形式は福島県内でよく見かける標準仕様とのことです。

隣接地にはFM中継局(旧NHKアナログテレビ中継局)があります。

 

鉄塔の様子を角度を変えて2枚。

  

送信アンテナを角度を変えて2枚。形式は4L1段3面です。 上がKFB単独、下がNHK2波・FCT・FCT・TUFの5波共用です。

当中継局では、なぜかKFBのみチャンネルが離れているため、アンテナの配置が2段に分かれています。

 


受信アンテナは全社共用です。 1.3m角の平面アンテナ(?)にて笹森山放送波受けです。

 


局舎です。

表札です。 表札には、中継局名はありません。

NHK−FM中継局

FM中継局は、かつてのNHKアナログ中継局の継続利用です。


全景です。

  

鉄塔の様子を角度を変えて2枚。

 


FM送受信アンテナです。 モニターアンテナもあります。

FM送信アンテナは3素子八木1段2面、受信は5素子八木にて笹森山受けです。


先端部は、アナログテレビアンテナ跡です。

 


局舎です。

看板があります。

表札はアナログ時代のままです。

元々、FMの表示は無かったようです。

旧アナログテレビ中継局を継続使用です。また、アナログ時代の看板が残っていますが、ほとんど読めません。


付近には行政関係の無線局が複数設置されています。紹介します。

テレビ中継局に隣接の大きな鉄塔は、伊達地方消防組合のデジタル無線中継局です。

 

少し離れた場所にある鉄塔は伊達市防災行政無線の基地局です。

 


もう1局、垂直八木のみの無線局がありますが、こちらの所属は未確認です。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 FTV FCT KFB TUF
チャンネル 4ch 10ch 6ch 59ch 57ch 55ch
出力 3W 3W 3W 10W 10W 10W

福島県のアナログテレビ放送は2012年3月31日をもって終了しました。

NHK−FM  84.6MHz  3W


デジタル NHK総合 NHK教育 FTV FCT KFB TUF
チャンネル 16ch 23ch 18ch 22ch 49ch 20ch
リモコン
出力 各局とも

1W

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