送信塔見て歩き

送信塔　見て歩き
福島県・中継局
Ｎ様提供の画像で紹介します。

古殿松川テレビ中継局　　２０２２年７月撮影

古殿松川中継局は、石川郡古殿町松川の「古殿町民体育館（やぶさめアリーナ）」の南東側約２５０ｍ、
鮫川南側すぐの高台斜面に設置されています。
古殿町松川地区の狭い範囲をカバーする中継局です。（近距離に古殿中継局がありますが、難視聴地区があるようです。）

最初に、かつてのアナログ中継局の説明です。
開局は、ＮＨＫ・ＦＴＶ・ＦＣＴの老舗３社が１９７８年５月、ＫＦＢとＴＵＦは１９９２年１２月に同時開局しています。
後発局が開局した時に中継局を更新しているらしく、アナログ終了時では、全社共用ミニサテ局になっています。

送信アンテナは、全社共用８素子リングアンテナ３段２面＋８素子リングアンテナ１段１面の構成です。
受信は全社とも送信点で、ＮＨＫとＦＴＶは３波共用１２素子八木２列（Ｇが共用だったかは不明です。）、
ＦＣＴ・ＫＦＢ・ＴＵＦは３社共用１６素子リングアンテナにて、全局古殿中継局受けです。

２０１１年４月にデジタル化されました。

それでは、画像で紹介します。

遠景です。

拡大しました。

さらに拡大です。

全景と鉄塔の拡大です。

送信アンテナを角度を変えて２枚。

受信アンテナを角度を変えて２枚。

機器です。

監視装置のアンテナです。

中継局データ

福島県のアナログテレビ放送は２０１２年３月３１日をもって終了しました。