送 信 塔　見て歩き
福島県 ・ 中継局
Ｎ様提供の画像で紹介します。

大久テレビ中継局　　２０２２年９月撮影

大久（おおひさ）中継局は、いわき市大久町小久の大場山中腹に設置されています。

最初に、かつてのアナログ中継局の説明です。
アナログ時代の当中継局は、ＮＨＫのみの設置でした。１９７３年８月に開局しています。

送信アンテナは、２波共用９０ＣＲ１段２面、受信は送信点でＧが８素子八木１基、Ｅが５素子八木２列にて富岡中継局受けです。

デジタル化計画の古い資料を見ると、中継局の設置はアナログと同様ＮＨＫのみの予定で、民放の置局はアナログが終了してから検討されたようです。（２０１２年４月作成の資料には、まだ置局計画がありません。）そのため、ミニサテ中継局にもかかわらず設備を共用せず、ＮＨＫと民放は隣接地に別々に建っています。開局は、ＮＨＫが２０１０年１１月、民放は２０１３年３月末です。

それでは、画像で紹介します。

敷地の様子です。

見上げてみました。

送信アンテナの拡大です。

受信アンテナです。

送受信ともチャンネルが近いため、アンテナを見ただけでは、どちらが何か区別がつきません。

ここからは、鉄塔別に紹介します。　最初は、一段高い位置にあるＮＨＫ中継局です。

ＮＨＫ中継局

送信アンテナです。

受信アンテナです。

続いて。一段低い位置の民放中継局です。

送信アンテナです。

受信アンテナです。

補助金の銘板です。民放中継局と確認できます。

中継局データ

福島県のアナログテレビ放送は２０１２年３月３１日をもって終了しました。

当中継局では、デジタル出力が大きく減力されています。

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