送 信 塔 見て歩き
福島県 ・ 中継局
N様提供の画像で紹介します。


東昭和テレビ中継局  2021年10月、11月撮影

東昭和中継局は、大沼郡昭和村大芦の赤坂山に設置されています。奥会津昭和の森キャンプ場のすぐ東の山です。
昭和村中心部からは南東へ約5km辺りです。

それではここで、かつてのアナログ中継局の説明です。
開局は、NHKが1970年11月、FTVが1976年11月、FCTが1977年11月、KFBとTUFが同時に1987年11月です。
(偶然なのが必然なのか、開局が、すべて11月です。多分、雪が降り始める前に作業を終えたかったのかと思います。)

中継局はNHK・FTV・FCTが共用、KFBとTUFが共用の2グループに分かれて設置されています。
送信アンテナは、それぞれのグループ別に全局共用6L1段3面です。受信は、こちらもそれぞれのグループ別に全局共用
4mプレートパラボラにて昭和中継局受けです。

2010年12月にデジタル化されました。

それでは、遠景画像で紹介します。10月の撮影です。



遠景です。 中継局は、画像中央です。

 


拡大しました。

 


さらに拡大しました。 ん、これは旧アナログ鉄塔でしょうか。

 


ここが登山口です。

入山禁止の看板があります。

という訳で、東昭和中継局の紹介でした。


11月に訪問すると、なぜか入山禁止の看板が取り外されていたとのことで、直接訪問の画像が届きました。


看板跡です。



いきなり山頂に到着です。 全景です。  デジタル中継局は、全社共用の新築のようです。

 

鉄塔を角度を変えて2枚。

 

送信アンテナを角度を変えて2枚。

資料がないため、確実なことは言えませんが、設備の構成はアナログ時代と同じようです。

 

局舎を角度を変えて2枚。

 


受信パラボラを角度を変えて2枚。

鉄塔基部です。

銘板があります。

GPSです。

ところで、デジタル中継局の隣に業務無線局があります。 見てみましょう。


位置関係は、こうなっています。

拡大しました。 テレビ中継局がベースのようです。

鉄塔上部の拡大です。

 

局舎を角度を変えて2枚。  テレビ中継局そのまんまですね。

 


鉄塔にも機器があります。

銘板がありました。

この施設は、旧KFB・TUFアナログ中継局と確認できました。
現在は、行政系の無線局のようです。(詳細は未確認です。)

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 FTV FCT KFB TUF
チャンネル 52ch 50ch 54ch 56ch 58ch 60ch
出力 各局とも

3W

福島県のアナログテレビ放送は2012年3月31日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 FTV FCT KFB TUF
チャンネル 16ch 14ch 18ch 22ch 30ch 20ch
リモコン
出力 各局とも 0.3W

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