送 信 塔 見て歩き
宮城県 ・ 中継局


白石 旧アナログテレビ中継局  2025年5月撮影

白石中継局では、アナログの開局は、NHKが1964年4月、TBCとOXが同時に1964年9月、MMTが1971年10月、
KHBが1975年9月です。すべて単独設置でした。

このうち、現役なのはNHKがFM中継局として継続使用している施設のみです。(FM仙台も同居)

既に撤去された施設がある中、TBCは放置状態、OXでは他の施設への転用で残っています。それらを紹介します。


旧TBC中継局

旧TBC中継局は、山頂の東寄りの少し低い場所でアンテナが取り外された状態で、ひっそりとアナログ時代のまま残っています。


全景です。

鉄塔の拡大です。

 

局舎を角度を変えて2枚。

 


看板です。

表札です。
TBCが、なぜこの中継局を放置状態で残しているのか謎です。  草刈りされている様子もなく、荒れ放題です。

 


旧TBCと旧OXとの位置関係です。 手前TBC、奥OXです。
 


旧OX中継局

旧OX中継局は鉄塔は撤去され、局舎は広域行政の消防無線基地局として再活用されています。
TBCとは、通路を挟んで隣同士です。

屋上に乗っていた鉄塔は撤去されていますが、局舎は原形を留めています。 角度を変えて2枚。

 


別角度から

現在の表札です。

 


位置関係です。 左奥に見えるのがNHK−FM局舎、その手前が当無線局、右隅にちらっと写っているのが旧TBCです。 合成

 


通路を挟んで向かいに建っているこの鉄塔は、消防無線のものでしょうか?。(未確認です。)
 


MMTとKHBのアナログ中継局は、既に撤去済みのようで場所が確認できませんでした。

国土地理院の1992年撮影の空中画像を見ると山頂北側にこの2社の中継局があったようです。
2つ上の合成画像の奥辺りに並んで建っていたようです。 
 

宮城県のアナログテレビ放送は2012年3月31日をもって終了しました。


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