送 信 塔 見て歩き
宮城県 ・ 中継局


柴田船迫テレビ中継局  2025年5月撮影

柴田船迫(ふなはざま)中継局は、柴田郡柴田町西船迫(にしふなばさま)1丁目の高台(この高台は古墳のようです。)に設置されています。

なお、町名は「ふなばさま」と読みますが、手元の複数の資料では、中継局名に「ふなはざま」と振り仮名が振ってあります。
(中継局名の読み方がどちらが正しいかは未確認です。←誤った読み方が登録された気がします。)

それはともかく最初に、かつてのアナログ中継局の説明です。
全局同時に1983年1月に開局しています。パンザマストにミニボックスと云うミニサテ局です。

送信アンテナは、全社共用8素子リングアンテナ3段2面+8素子リングアンテナ1段1面+8素子リングアンテナ2段1面の構成です。
(送信方向により電波強度がかなり違うようです。)
受信は送信点でVHF社は共用16素子八木2列、UHF社は共用16素子リングアンテナ2列にて、全局仙台基幹局受けです。

2010年12月末にデジタル化されました。


中継局ヘの進入路が今一つはっきりせず、小規模局でもあり直接訪問をパスしました。(墓地の奥にあるのか?)


通りから見た遠景です。

 


鉄塔を拡大しました。

送信アンテナは、3段1面+2段3面の構成で、アナログ時代とは
異なるようです。

また、出力も実質増力されていますので、アナログ時代と比べ
エリアがかなり広がったと思われます。

 
中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 TBC OX MMT KHB
チャンネル 47ch 49ch 45ch 41ch 43ch 39ch
出力 各局とも 0.1W

宮城県のアナログテレビ放送は2012年3月31日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 TBC OX MMT KHB
チャンネル 18ch 16ch 22ch 23ch 30ch 20ch
リモコン
出力 各局とも 0.05W

アナログに比べ実質5倍の増力です。


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