送 信 塔 見て歩き
宮城県 ・ 中継局


津山横山・津山入沢・津山石貝 各中継局共用受信点  2025年5月撮影

頭に津山と付く3つの中継局がある辺りは、東西に国道45号線が走る谷合の地形で、山に囲まれているため電波状況が
悪い地域と思われます。狭い範囲にミニサテ局が点在しています。

アナログ時代、この3中継局は個別に受信点を設置してそれぞれ仙台基幹局を受信していましたが、デジタルでは涌谷中継局が
デジタル新局として置局されたため、3局の受信点を集約して涌谷中継局を放送は受信する共用受信点が設置されました。

受信点は津山地区の西端、山が開けた辺りの国道沿いに設置されています。

この場所には、「みはらしの丘」と云う看板が設置されていますが、ネットで調べても何も出てこないため何の場所なのか不明です。
(遺跡と書いた標柱もありますが、薄くて読めませんでした。)

3つの中継局がデジタル化された2010年10月末の運用開始と思われます。


A−PAB「エリアのめやす」より引用   上記画像左下寄りの赤丸が当受信点の位置です。

受信点は、涌谷中継局の公式エリアであるピンク色の範囲のギリギリ地点に設置されています。



受信点を背後から見ています。 

この画像は左画像右側、歩道上からの撮影です。

 

全景を角度を変えて2枚。 状況がよく分かりませんが、背後の斜面に旗のようなものがいっぱい立っています。

上は公園なのかもしれませんが、足元が悪かったので行きませんでした。 

 


鉄塔の全景です。
 

オフセットパラボラは、垂直偏波受けです。
涌谷中継局受けを裏付けています。

 


敷地の様子です。
左の標柱は、遺跡の表示のようでしたが、文字が薄くて読めませんでした。

銘板がありました。
 

 

機器を角度を変えて2枚。 送信機らしいボックスが3つ並んでいます。

 


向かって左から「津山入沢局」の光送信機です。

真ん中の「津山石貝局」の光送信機です。

 


向かって右の「津山横山局」の光送信機です。

光送信機の銘板です。

送信機は、局別に単独です。

 


空架にも機器があります。

 


それぞれの局向けのケーブルに3枚の札がついています。

機器の反対側にも1枚あります。

 


監視機器のアンテナです。
 


©2025 送信塔見て歩きWeb