送 信 塔　見て歩き
宮城県 ・ 中継局
Ｓ様提供の画像で紹介します。

東鳴子テレビ中継局　　２０２５年１０月撮影（Ｓ様提供）

東鳴子中継局は、大崎市鳴子温泉字久田の周囲より高台になっている場所の一画に設置されています。
ＪＲ陸羽東線・鳴子御殿場駅の東北東 約３５０ｍ辺りの住宅が点在する地区の道路沿いです。

最初に、かつてのアナログ中継局の説明です。
開局は、ＮＨＫ・ＴＢＣ・ＯＸが同時に１９６８年１２月、ＭＭＴとＫＨＢが同時に１９７７年１０月です。
アナログ終盤では全社共用中継局となっていますが、先発社は１９８７年１２月末にＶＨＦからＵＨＦへ転換していますので、
その時点で全社共用になったのかもしれません。（未確認です。）

以下は、アナログ終盤の様子です。
中継局は、パンザマストに機器と云うミニサテ局仕様です。
送信アンテナは全社共用４Ｄ１段２面です。
受信は、ＮＨＫは約４００ｍ離れた地点で２波個別の８素子八木２列１段、民放は送信点でＴＢＣとＯＸは個別の８素子八木、
ＭＭＴとＫＨＢは共用９０ＣＲにて全局鳴子中継局受けです。

２０１０年８月下旬にデジタル化されました。

デジタル中継局は、アナログ中継局から道路を挟んで、北側へ約５０ｍ移動した場所で全社共用中継局を新築しました。

宮城県内陸側の中継局は、訪問にあたり事前調査をしましたが、時間の関係で５月のＧＷでは訪問を断念しておりました。
今回Ｓ様より、画像を提供していただき感謝です。

機器です。

銘板です。　局名も確認できます。

監視機器のアンテナです。

中継局データ

宮城県のアナログテレビ放送は２０１２年３月３１日をもって終了しました。

実質、若干増力の中継局です。

©2025 送信塔見て歩きWeb