送 信 塔 見て歩き
宮城県 ・ コミュニティFM局


H@!FM ( はっとエフエム )  2025年5月撮影

H@!FM ( はっとエフエム)は、宮城県登米市にある「登米コミュニティエフエム」が運営するコミュニティFM局です。

愛称の「はっと」とは何なのか調べてみると、この辺りでは、『小麦粉を水で練って熟成させ、それを薄く延ばして茹でた
郷土料理』があると分かりました。また、H・@・!の記号には、それぞれ「パッピー」「そばにある」「驚き・再発見」と云う
意味が込められているようです。当CFMは2010年4月の開局です。

開局翌年の2011年3月11日に発生した東日本大震災では、施設の一部に被害がでたものの非常用電源が稼働し、
中断することなく放送を継続したとのことです。
また、3月16日から約2年間、登米市の災害FMとして出力100W放送しています。

震災当時、送信所は本局のみでしたが2016年に防災対応の一環として登米市を免許人とするギャップフィラー
中継局6局が順次開局しています。(本局も2016年ごろに当時の本社屋上から現在地へ移転しているようです。)

さらに2024年4月には、経済的・文化的に繋がりがある東隣の南三陸町に中継局を開局させています。
(こちらは、はっとFM自身が免許人です。)

当ページでは、本局を紹介します。 中継局のうち訪問した局については、下方リンクよりお進みください。


本局は、迫町北方の「佐沼ゴルフクラブ」(打ちっぱなしの練習場です)脇のKDDI鉄塔に同居しています。
周辺よりも高台の場所です。


南側道路沿いから見た鉄塔(KDDI)遠景です。

 


北側道路沿い(ゴルフ練習場向い側)からの遠景です。

 


南側道路沿いからの鉄塔の拡大です。

ゴルフ練習場脇からの全景です。

 

送信アンテナはU型3段です。 角度を変えて3枚。

 


(携帯電話基地局の)敷地と周辺の様子です。

 


正面側です。

これが当CFMの機器でしょうか。左画像の奥にあります。

 

携帯電話会社の表札と鉄塔銘板です。 開設当時は「東北セルラー電話」だったようです。

 


ケーブル電力線の引き込みです。
 


中継局は、リンクよりお進みください。
 

津 山 東 和 石 越
 
豊 里 新 田 登 米
 
南三陸

細字は、未訪問です。(いずれも、設置場所未確認に付き、訪問に至っていません。)

南三陸中継局については、志津川テレビ・FM中継局もある十二曲峰山に設置との情報がありますが、
当方撮影の遠望画像では、当CFMのアンテナと思われるものが写っていませんので、当ページでは紹介しません。

志津川中継局の遠望画像については、該当ページをご覧ください。

参考までに、登米市は2005年4月1日に、旧登米郡の8町(迫町、登米町、東和町、中田町、豊里町、米山町、石越町、南方町)と
本吉郡津山町とが合併して誕生しています。

 

送信所データ

はっとエフエム(本局)  76.7MHz  20W


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