送 信 塔　見て歩き
秋田県 ・ 中継局

象潟テレビ中継局　　２００９年８月撮影

象潟中継局は、にかほ市象潟町関の国道７号線沿いの高台にあります。旧由利郡象潟町一帯へ向けての中継局です。

開局は、ＮＨＫが１９８１年７月、ＡＢＳとＡＫＴが同時に１９９２年２月と比較的新しい中継局です。（ＡＡＢはアナログでは開局していません。）
全社共用の中継局です。
送信アンテナは、全社共用４Ｌ２段２面、受信はＮＨＫ−Ｇは送信鉄塔の１２素子八木２列、ＮＨＫ−Ｅは約８０ｍ離れた場所で９素子八木２列、
ＡＢＳもＮＨＫ−Ｅと同じ場所で８素子八木２列、ＡＫＴも同じ場所で３ｍグリッドパラボラにて、全社、大森山受けです。

また、デジタル中継局は隣接地に全社共用で新築されました。デジタルは、現在試験電波の発射中で、来月（９月）に開局の予定です。
ＡＡＢもデジタル新局として開局します。

遠景です。

鉄塔は、２本見えます。高いほうがデジタルです。

デジタルアンテナです。全社共用６Ｌ１段２面です。

アナログアンテナです。全社共用４Ｌ２段２面です。

デジタル鉄塔の送信アンテナ横にある、四角のものは受信アンテナのようです。
その後の調査で、これは平面アンテナの一種で、民放３社共用のデジタル大森山放送波受けと分かりました。

ＮＨＫデジタル受信１．２ｍプレートパラボラです。 にかほ固定局ＴＴＬ受けです。

こちらは、アナログ受信アンテナです。８素子八木２列はＡＢＳ、 ４ｍグリッドパラボラはＡＫＴ、どちらも大森山受けです。

中継局データ

ＡＡＢは、アナログ中継局を設置していません。

ＡＡＢはデジタル新局です。また、デジタルの出力がアナログと同じに付き、実質１０倍の増力となっています。

象潟中継局へは、直接訪問していません。

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