送 信 塔 見て歩き
岩手県 ・ 中継局
O様提供の画像で紹介します。


民放デジタル(旧 TVI&MIT&IATアナログ)・FM岩手 二戸中継局  2012年5月撮影

アナログ時代には、民放テレビ3社共用中継局でしたが、デジタル化により、IBCも加わり民放4社共用の中継局に
なりました。また、FM岩手も同居しています。


全景です。

別角度から。

 


送信アンテナです。

別角度から。

鉄塔中間部です。

 

送信アンテナを角度を買うて3枚。

ここで、アナログ時代の当中継局の説明です。
開局は、TVIが1970年10月、MITが1991年3月、IATが1996年10月です。(MITとIATは、基幹局と同時です。)

送信アンテナは6L1段4面で、3社個別に上からTVI ・ MIT ・ IATの順でしたが、デジタル化に際して場所を
空けるため1基に集約されたようです。デジタルアンテナは、アナログ同様4面のようです。(ちなみにNHKデジタルは3面です。)

見た感じ、チルトがかかっている一番下がアナログのような気がします。また、一番上はチャンネルが離れている
MITデジタル、中間がIBC、TVI、IAT共用のデジタルと思われます。(MITのチャンネルだけが、ハイチャンネルなのは、
何か意図があるのでしょうか。)

なお、アンテナの構成は、アナログアンテナが撤去されれば、ハッキリすると思います。

 


FM岩手の送信アンテナです。

別角度から。 形式は、2L1段3面です。

受信アンテナは、5素子八木です。

FM岩手の当中継局の開局は1985年9月です。

FMアンテナは鉄塔に対して少しねじれての設置です。微妙な指向性の調整のようです。

ちなみに、当方の地元FMとやま基幹局のアンテナも、上記のようにねじれています。

 


どの社のものか不明ですが、FPUのドーム型パラボラが
あります。(TVIの可能性が高いと見ています。)
左記の小さなパラボラは、盛岡送りの素材回線と思われます。
アナログ受信アンテナは、3社共用の1.8mプレートパラボラにて盛岡基幹局受けです。

なお、民放のデジタル受信アンテナは、離れた場所にあるNHKのものと共用になっています。
(盛岡基幹局放送波受けです。光ケーブルで結ばれています。)

 


アナログ時代には、この壁面にUHF3社のロゴが
描かれていたそうです。

表札です。

中継局データ

アナログ TVI MIT IAT
チャンネル 37ch 29ch 27ch
出力 各局とも 1KW

岩手県でのアナログテレビ放送は2012年3月31日をもって終了しました。

FM岩手     82.2MHz  100W


デジタル IBC TVI MIT IAT
チャンネル 15ch 17ch 50ch 19ch
リモコン
出力 各局とも 100W

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