送信塔見て歩き

送信塔　見て歩き
岩手県・中継局
八戸市のＯ様提供の画像で紹介します。

陸中大野テレビ中継局　　２０１２年５月撮影

陸中大野中継局は、洋野（ひろの）町大野地区（旧大野村）地域をカバーする中継局です。大野地区中心部の南側
高台にあります。２００９年１２月にデジタル化されました。（ＩＡＴのみ２０１０年３月）

ふもとから見た遠景です。

拡大しました。

進入路から見た全景です。隣接地に別の無線局もあるようです。

さらに、近づきました。全景です。　→

アナログとデジタルは、それぞれ独立した局舎・鉄塔になっています。また両中継局とも全社共用の設備です。

まずは、アナログ設備から見ます。

全景です。　　　　　　　　　　　　　鉄塔部の拡大です。→

送信アンテナは、全社共用６Ｌ３段１面です。北方向に向いています。鉄塔には、ＴＶＩ・ＭＩＴ共用の
二戸受け３ｍグリッドパラボラがあります。

局舎です。

別角度から。

鉄塔に銘板が３枚。ＮＨＫ・ＩＢＣ・ＴＶＩのものです。

局舎には、二戸向きのＵＨＦアンテナもあります。

すぐ近くにはＩＢＣの二戸受け８素子八木２列があります。

一方、ＮＨＫの二戸受け受信アンテナは約５００ｍ離れた場所にあります。

８素子八木が３本です。２本が総合（５ｃｈ用）、１本が教育（１２ｃｈ用）です。
微妙に素子の長さが違うと思われますが、画像では判別がつきません。

鉄柱に銘板があります。

また、すぐ横には、デジタル受信用のグリッドパラボラもあります。

位置関係は、こうなっています。

続いて、デジタル中継局です。

全景です。　　　　　　　　　デジタル鉄塔です。→

こちらの構成もアナログ中継局とよく似ています。デジタル鉄塔にもグリッドパラボラがありますので、ＮＨＫと民放は
別々に受信しているようです。また、下段のプレートパラボラは、種市本町局向けのＴＴＬと思われます。

デジタルアンテナです。
　　　　　この画像のみ２０１０年５月撮影です。

見上げてみました。パラボラは約９０゜の向きです。

デジタルアンテナは、チルトしているようです。

局舎です。

鉄塔基部です。

デジタルには表札があります。

デジタル鉄塔の銘板です。

ＧＰＳもあります。

中継局データ

ＩＡＴは、アナログでは開局しませんでした。

岩手県のアナログテレビ放送は２０１２年３月３１日をもって終了しました。

実質増力の中継局です。