送 信 塔 見て歩き
青森県 ・ 中継局
八戸市のO様提供の画像で紹介します。


八戸沢里テレビ中継局  2009年5月、2011年6月撮影(解体後の画像は2011年11月撮影)

青森県・三八地区のテレビ中継局では、デジタル化されず役目を終えたところがいくつかあります。

八戸沢里テレビ中継局もその一つです。この中継局は、八戸市の中心部から南へ3kmほどの中居林地区の高台に
ありました。この辺りは八戸VHF中継局の難視聴地区らしく、その対策でNHKとRABの2局のみ設置です。

開局は、1972年1月です。2社共用の中継局です。


全景です。
 

鉄塔部です。各チャンネルは個別の8素子八木で
受けています。上がRABのようです。

 


局舎です。

銘板です。

銘板では、送信アンテナが6L1段のみですが、さらに反対方向に4L1段が付いています。
中継局名からの想像ですが、最初は沢里地区(西側)のみをエリアとしていましたが、その後中居林地区(東側)も
エリアに加えられたのかもしれません。

 


2011年6月撮影のものです。付近では、道路工事が行われており、中継局まで近づくことはできなかったとのことです。

 


2011年11月撮影。道路工事の関係か、アナログ終了後は、すぐに設備は撤去されたそうです。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 RAB
チャンネル 43ch 45ch 41ch
出力 各局とも 10W

デジタル中継局は、階上岳を受信できるエリアにつき、設置予定はありません。

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


©2012 送信塔見て歩きWeb