送 信 塔 見て歩き
北海道 ・ 中継局
埼玉県 F様提供の画像です。


札幌山元テレビ中継局  2017年9月撮影

札幌山元中継局は、札幌市中央区南25条西11丁目の自動車販売店敷地隅にあります。藻岩山のふもとです。

当中継局の開局は、TVh以外の各社が1974年11月、TVhが1990年9月です。古い資料を見ますと、以前は、
別の場所にあり、消防署の望楼塔にアンテナが設置されていたようです。当地へは、1998年11月に移転しています。
また、2009年10月にデジタル化されています。


初めは、開局当初のアナログ中継局の様子です。札幌市中央区南27条西9丁目にあったようです。
事情がよく分かりませんが、消防署の移転に伴う引っ越しなのでしょうか?。
グーグルの航空画像で見ると、今はテニスコートになっている場所と思われます。

設備は全社共用で、送信アンテナは90CR1段2面。受信は、VHF局が個別に8素子八木、UHF局は、
UHBが22素子八木、TVhが23素子八木です。全社手稲山受けです。

続いて、今の場所に移転後のアナログ中継局の様子です。前の場所から北北西に約300m移動しました。

移転後も全社共用です。送信鉄塔は自立円柱式で高さが30mあります。
送信アンテナは、全社共用4D1段2面の形式です。
受信は、NHK−GとHBCは個別の5素子八木、NHK−EとSTVは共用8素子八木、HTBとUHBは個別の18素子リングアンテナ、
TVhは23素子八木です。全社手稲山受けです。

それでは、現在のデジタル中継局の様子を画像で紹介します。



全景です。

鉄塔の様子です。

中継局は、アナログ設備をそのまま利用しデジタル化されました。

 

さらに、鉄塔を角度を変えて2枚。

 

送信アンテナは、デジタルも全社共用4D1段2面です。角度を変えて2枚。

 


受信は、NHKと民放が別々の16素子リングアンテナで手稲山受けです。

モニターアンテナとGPSです。

アナデジサイマル時代には、この鉄塔に全部の受信アンテナが付いていました。

 

局舎は、アナログ時代のものをそのまま使っています。 角度を変えて2枚。

 


表札もアナログ時代のままです。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 HBC STV HTB UHB TVh
チャンネル 48ch 50ch 46ch 44ch 42ch 40ch 38ch
出力 各局とも 0.5W

アナログテレビ放送は、2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 HBC STV HTB UHB TVh
チャンネル 16ch 29ch 34ch 26ch 20ch 22ch 24ch
リモコン
出力 各局とも 0.05W

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