送 信 塔 見て歩き
北海道 (十勝が丘)


帯広 テレビ・FM 基幹放送所  2011年5月撮影

北海道・十勝地方のテレビ・FM基幹局はHBCを除き帯広市の郊外、音更町「十勝が丘公園」内の高台に
あります。この高台は、展望台として整備されており、帯広市やその周辺を広く見渡すことができます。
各基幹局・中継局は、先発のNHKとSTVは隣接していますが、HTBとUHBは、少し離れた場所にあります。
道路が整備されていますので、簡単に行けます。

帯広でもTVhの放送が、この秋より開始される予定です。


NHK帯広 テレビ・FM 基幹放送所


左がSTV、右がNHKです。十勝が丘の先発2局は、隣同士です。
十勝が丘では、この辺りが一番高い地点らしいです。(標高・約180m)
整備されている展望台から、さらに道路を東に1Kmほど進むとあります。舗装道の終点になります。

 


全景です。

STV中継局前から見た全景です。

 

局舎を別角度から2枚。

 


鉄塔のアンテナなどです。アナログアンテナ(上)とFMアンテナ(下)とは、微妙に向きが異なっています。

 


テレビとFMです。

先端はテレビです。

その下はFMです。
総合テレビは、以前はスーパーターン12段が先端にあったようです、それを1995年に今の双ループ8段に
変更したようです。また、教育テレビも以前はスーパーゲイン12段で付いていたようですが、デジタル化の
影響で(?)、総合テレビと共用になったようです。

現状は、テレビが総合・教育共用の双ループ8段、FMが双ループ3段になっています。

 


鉄塔に付いているものです。3枚。

 


アナログテレビのモニターアンテナです。

 

ところでデジタルアンテナは、どこでしょうか。

デジタルアンテナは、すぐ横に地面から建つ鉄塔に付いていました。

 

デジタル鉄塔の基部です。ケーブルは、地中埋設のようです。

 


デジタルアンテナです。
 

 


デジタル鉄塔に銘板がありました。FM局送信空中線と
ありますので、調べてみると、デジタル化以前は、この
鉄塔にスーパーターン5段が付いており、FMを送信
していたようです。

NHKのデジタルアンテナは、元FM鉄塔に設置されているようです。デジタル化に伴い、FMは、
アナログテレビ鉄塔に移転したようです。(テレビアンテナもFMのために、玉突きで4chと12chを
共用させたと思われます。なんか、面倒なことをしていますね。でも、ハイチャンネル同士とはいえ
4chと12chって簡単に共用できるのでしょうか??。ほかに、そんな送信所があったかな?。)

函館山のSTVは、本当にNHKと共用なんでしょうか?


局舎入口です。

表札がボックスに隠されて一部見えません。

 


看板がデジタルも記載のものになっています。
 


アナログ鉄塔下のGPSです。

 


地図などでは、NHK送信所辺りを第一展望台と表示されているものもありますが、それらしい設備などはありません。
(樹木などで展望も良くありません。)


  
NHK帯広放送局と屋上にあるタワーです。

 

放送所データ

アナログ  

チャンネル

出力(映像)

アンテナ形式

テレビ NHK総合

 4ch

1KW
  NHK教育

12ch

1KW
         
   

周波数

出力

アンテナ形式

FM放送 NHK−FM

87.5MHz

250W
       

地上デジタル放送  チャンネル リモコン 出力
NHK総合 15ch 1KW
NHK教育 13ch 1KW

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