送 信 塔　見て歩き
北海道 （幕別町）

ＨＢＣ帯広 テレビ・中波ラジオ中継局　　２０１１年５月撮影

ＨＢＣ帯広中継局は、他社とは別の帯広市の中心部からは南方向の幕別町豊岡にあります。

送信鉄塔は支線式で、ラジオもこの鉄塔から送信されています。しかも、鉄塔には、リード線が見当たりませんので、
鉄塔本体がラジオアンテナになっているようです。なお、デジタル電波は、他社のテレビ塔がある十勝が丘から
送信されています。完全デジタル化後は、ラジオの送信のみになります。

南側から見た遠景です。現地へ行ってみて、この付近は高台になっていることが分かりました。

引き続き局舎です。

小さなロゴがあります。

テレビアンテナです。

ＳＴの根元です。 　 　 ラジオ局舎でしょうか。

北側から見た、遠景です。付近には、行政系の中継局もありました。

この付近は、緩やかな高台になっており、手稲山からの電波を弱いながら、安定して受信することができるらしく、
ＨＢＣでは開局当初には、すぐ近くに放送波の受信ポイントを設けていたことが分かりました。この場所で、
札幌親局の電波が受信できることが、他社と離れた場所に中継局がある理由と思われます。
（回線費用の節約と思われます。当時は、釧路方面への親局でもあったらしいです。）

その後、通信会社による伝送に切り替わり、受信ポイントの廃止で、巨大なパラボラアンテナが放置されて
いましたが、数年前に撤去されたらしく、今回訪問時には、場所を確認することはできませんでした。
（２００８年ごろに撤去されたようですが、詳細は不明です。）

巨大なパラボラアンテナは、上記画像の中央付近にあったものと思われます。

北側から見た遠景です。

行政系の中継局です。

近くの牧場では、馬が草を食べていました。

中継局データ

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