送 信 塔 見て歩き
北海道(釧路市)
釧路 テレビ・ラジオ 基幹放送所 2011年5月撮影
北海道・釧路地方のテレビ基幹局は、UHBを除きJR東釧路駅南側周辺に各社個別に送信鉄塔を設け電波を
出しています。
なぜ集約化できなかったのか疑問が残りますが、鉄塔ファンにとっては、堪らない地区です。
でも、市内中心部の世帯は、どこにアンテナを向けているのでしょうか。画質にこだわるならば、V・Uともに複数の
アンテナが必要と思われます。また、ラジオ兼営社はラジオもテレビと同じ鉄塔から送信しています。
デジタル放送では、郊外にあるUHB中継局近くに共同送信所を新築しましたので、今後は1本のアンテナでOKです。
さらには、これまで道東地区では未開局だったTVhが、いよいよこの夏、釧路から順次放送を開始します。
デジタル放送所では、その工事の真っ最中でした。
ここまでは2011年5月の状況説明です。
「500円ちゃり〜ん」様より、2020年8月撮影の画像の提供を受けました。下方リンクより、お入りください。
このページは、当方撮影の2011年5月の状況です。
市内中心部からの撮影です。左からHTB、NHK、STVです。
各鉄塔があるJR東釧路駅南側周辺は起伏があり、鉄塔はそれぞれ高台に建っていました。
幣舞橋からの撮影です。左からHTB、NHK、STV、HBCです。
6本の鉄塔をまとめて撮影できる場所がないか探したところ、デジタル送信所近くの青雲台体育館近くから
すべての鉄塔が見える場所がありました。合成画像でどうぞ。
少し見にくいですが、左からHBC、STV、HTB、NHK、ずっと離れてデジタル、UHBです。
HBCです。 |
STVです。 |
左・HTB 右・NHKです。 |
左・デジタル 右・UHBです。 |
それでは、放送局別に紹介します。 2011年5月の状況です。
「500円ちゃり〜ん」様提供の2020年8月の様子です。 一部、当方撮影の画像もあります。
幣舞橋です。
特に意味のない画像ですが、標識とNHK鉄塔です。
NHK送信所近くの建物にあったアンテナです。
左上からUHB(デジタルも受信)、その下はNHK(斜め上向きです)、 NHKが斜め上向きだったり、こだわりがあるようです。 混合も大変そう!!。 |
ところで、道東地区はアナログ・デジタルともにテレビ北海道(TVh)は中継局がなく、現時点では放送をしていません。
新聞のテレビ欄を見てみますと、北海道新聞の釧路版は、地元ケーブルテレビで放送しているためかTVhが掲載
されています。しかし、地元紙の釧路新聞にはTVhの掲載はありません。
北海道新聞釧路版です。
釧路新聞です。
全国紙の道東版です。こちらは、全道共通紙面のようです。
放送所データ
アナログ | チャンネル |
出力(映像) |
||
テレビ | NHK総合 | 9ch |
1KW | |
NHK教育 | 2ch |
1KW | ||
HBC 北海道放送 | 11ch |
1KW | ||
STV 札幌テレビ放送 | 7ch |
1KW | ||
HTB 北海道テレビ放送 | 39ch |
10KW | ||
UHB 北海道文化放送 | 41ch |
10KW | ||
周波数 | 出力 | |||
FM放送 | NHK−FM | 88.5MHz | 250W | |
FM北海道 | 86.4MHz | 250W | ||
FMノースウェーブ | 80.7MHz | 250W | ||
周波数 | 出力 | |||
AM放送 | NHK第1 | 585KHz | 10KW | |
NHK第2 | 1152KHz | 10KW | ||
HBCラジオ | 1404KHz | 5KW | ||
STVラジオ | 882KHz | 3KW |
アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
その後、HBCとSTVの中波放送は、中継局を釧路町に移転し共用中継局としています。
また、NHK−FMも放送所をデジタル放送所の隣接地に移転しています。
地上デジタル放送 | チャンネル | リモコン | 出力 |
NHK総合 | 33ch | 3 | 1KW |
NHK教育 | 29ch | 2 | 1KW |
北海道放送 | 45ch | 1 | 1KW |
札幌テレビ放送 | 31ch | 5 | 1KW |
北海道テレビ放送 | 36ch | 6 | 1KW |
北海道文化放送 | 43ch | 8 | 1KW |
テレビ北海道 | 41ch | 7 | 1KW |
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