1957年(昭和32年)の北日本新聞 2012.1.21 掲載
当方が生まれる前の北日本新聞が保管されていました。日付は、昭和32年6月21日の朝刊と18日の夕刊です。
(朝刊は、一部分のみでした。)畳の下に敷いてあったものを見つけて、保管したものだったような薄い記憶があります。
朝刊一面です。 |
3面の家庭面(?)にラジオ欄が同居しています。 |
ちょうど「原子力平和利用大博覧会」なるものが高岡市内で開かれており、何とカラーで載っているではありませんか。
この時期には、新聞にカラー印刷ができたのですね。いや、びっくりです。
題字部分の拡大です。
「原子力平和利用大博覧会」の広告です。
主催者には、アメリカ広報庁のほか、北陸3県の地元新聞社と、なぜか読売新聞社が名前を連ねています。 |
2012年の今、これを見ると「何だかな??」という感じです。
ラジオ欄です。拡大版でご覧ください。なお、この時は、まだテレビ開局前です。
KNBの740KC(キロサイクルとは懐かしい)は分かりますが、NHK富山第一が600KCや第二の1530KCは
知らない周波数ですね。(当方が知っているのは650KCと1080KCです。)
また、ラジオ東京を活字で見るとは・・・。でも、この選局ってどんな基準なんでしょうか。ラジオ東京と
文化放送の間に2局あったり、朝日があるのに毎日(当時は、新日本か?)が無いのは、なぜ・・・。
いまも続いている番組は、「録音風物誌」「ラジオ体操」「ひるのいこい」や第二放送の外国語講座などでしょうか。
KNBのことは、LRと云っているのですね。ラジオ東京の「赤胴鈴之助」がこの日から放送開始のようです。
こんな案内が出ていました。KNBは開局5周年ですね。この当時「北陸夕刊」というのがあります。
北日本新聞の傍系なんでしょうか。知らない新聞名ですね。
また、オールスターメンバーも知らない人が多いです。 |
シャープ(当時は、早川電機工業)のラジオ広告がありました。
この11,900円って、相当高いのでは、下記の新聞価格と比較すると、今の定価は、何と193,375円になります。
20万の家電といえば、今は大画面デジタルテレビでしょうか。
夕刊も紹介しておきます。
一面と題字です。 |
この当時、セット版は330円、朝刊のみが230円、朝刊一部売り8円です。物価から見て、高いの安いの、どうなんでしょうか。
統合版って、セット版の朝刊とは違うものなんでしょうか。疑問ですね。
以上、昭和32年の北日本新聞でした。