最果ての中継ルート(伊豆諸島編)


大島中継局

伊豆大島にある大島中継局は、三原山山頂近くの御神火茶屋付近にあります。

駐車場から見た遠景です。


道路上から見上げる位置です。


航空画像です。


伊豆東海岸中継局

三原山西側山腹にある静岡県向けの「伊豆東海岸中継局」です。当中継局からは、東京波は出ていません。

この画像は、「八丈島・小笠原ルート」とは、関係ありません。たまたま、大島中継局の近くにあるため掲載しました。
(現時点<2016年11月>の画像は、2013年10月の台風26号による土石流災害前に撮影されたものです。)


新島中継局

新島中継局は、新島の宮塚山にあります。

一番奥にあるNHKロゴがある中継局です。これがテレビ中継局かと思ったら、送信アンテナはFMだけです。
と云うわけで、こちらは、NHK−FMとTFMの中継局です。


カメラをぐるっと180゜回すと、これがテレビ中継局です。 NHKアナログ中継局に民放が同居しました。


反対側から。

新島中継局の送信アンテナは、4L8段1面+3m+4m+2.4mのグリッドパラボラ各1基の構成(垂直偏波)ですので、状況と合っています。
一つ上の画像で、サイドローブアンテナのようなアンテナは、4Lが8段横になっているようです。(初めて見ました。)


一番手前にあるこの建物は、東京都行政防災無線局の表札がありますが、旧民放中継局が同居していたようです。
鉄塔の形状も、放送鉄塔に見えます。まだ、放送用固定局としても生きているようにも見えます。

ただし、すべて未確認です。


八丈中継局

八丈中継局は、ひょうたんの様な形の形の島の南側の頂、三原山にあります。

ストリートビューでは確認できませんでしたので、航空画像でどうぞ。

道路上から見えるポイントが見つかれば追加します。


2011年に八丈島から小笠原までの海底ケーブルが敷設されました。八丈島での陸揚げ地点は、島の東側と思われます。
そのケーブルで小笠原へテレビ番組が伝送されているそうです。

情報によれば、八丈中継局の放送電波を島内で受信して、光信号に変換して送っているそうです。
どこで受信しているのか気になりますが、陸揚交換局の場所も未確認なため、今のところ不明です。