最果ての中継ルート(愛媛 八幡浜・宇和島編)


新八幡浜・八幡浜中継局

当中継局は、八幡浜市向灘の権現山にあります。

本題に入る前に、中継局名には設置場所の地名を付ける方法と、対象エリアの地名を付ける方法の2通りがあります。
通常は、この二つは同じ場合が多いです。
しかし当中継局では、先発局が対象エリアの地名を付けた中継局を別地名の場所で開局した後で、後発局が
対象エリア内で設置場所地名の中継局を開局し、さらに、先発局が後発局の地点で「新」を冠した中継局を開局させ、
後発局も先発局の場所で別名の中継局を設置したため、相互に紛らわしい状態になったようです。

さらに輪をかけているのが、中継局のある山の名前が、なぜか同じのため、紛らわしさが倍増しています。

設置場所の地名と中継局名、そして放送会社を整理すると、

設置場所 山の名前 中継局名 開局放送局 アナログ出力 デジタル出力
 西宇和郡伊方町塩成 権現山  八幡浜  NHK,RNB V 250W 20W
 三机  EBC U 30W
 八幡浜市向灘 権現山  新八幡浜  NHK,RNB U 100W 10W
 八幡浜  EBC,ITV,EAT

ITV,EATの伊方町での開局は未定です。(アナログでは開局していません。)

上記を比較するとアナログでは、八幡浜市の権現山が主力でしたが、
デジタルでは、伊方町の権現山が主力となっているようです。
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アナログ時代に伊方町を主力とした場合、EBCの出力は、800W程度が妥当な出力となりますが、大幅に弱いです。

こう見てくると、最初は老舗局の名前の付け方がまずかったのかと思いましたが、そうでもないようです。

繰り返しになりますが、当ページは、八幡浜市向灘にある「新八幡浜・八幡浜」中継局の紹介です。


ここからが本題で、NHK・ITV・EATは宇和石城固定局からのTTL受け、RNB・EBCは壺神固定局からのTTL受けです。

当中継局には、RNBが固定局を設置しています。固定局の名前は、「八幡浜」です。南宇和中継局へTTL伝送しています。

辺りは、ミカン畑のようです。


別角度から。


航空画像です。