送 信 塔 見て歩き
鹿児島市 紫原
匿名希望様提供の画像で紹介します。


KKB、NHK鹿児島、MBC テレビ基幹放送所    2017年1月撮影
エフエム鹿児島 基幹放送所、MBC FM補完中継局

FM鹿児島(μエフエム)の基幹局は、アナログテレビ放送終了直後の2011年8月1日に城山のMBC鉄塔から当放送所へ引っ越してきました。
これは、城山のMBC鉄塔がアナログ終了後に、解体・撤去されることが決まっていたからです。

アナログテレビ放送終了の影響で、FM基幹局が移転したのは、全国でもここだけかと思います。
(城山時代には、別会社のMBCとFM鹿児島が送信アンテナそのものを共用していたのも珍しいことでした。)

匿名希望様より、FMアンテナが取り付けられているKKB鉄塔の画像が届きましたので紹介します。


全景を角度を変えて2枚。

 

送信アンテナの拡大です。 微妙に角度を変えて3枚。

FM送信アンテナは円盤型です。両側に付いています。片側ずつFM鹿児島とMBCのアンテナです。
上記画像はどれも、左がFM鹿児島、右がMBC FM補完中継局のアンテナです。

現在は両側に円盤型6段のアンテナが付いていますが、グーグルストリートビューでは、FM鹿児島のみの時代の様子を
見ることができます。 正面から見て左(北西側)がFM鹿児島のものです。

MBCのFM補完中継局は2015年1月1日に開局しています。
これは2014年12月1日に開局した 北日本放送、南海放送に次いで3局目になります。

ところで、この取り付け方で指向性に問題がないのか気になります。

 

こちらは、当方が2010年5月に撮影した画像です。ここにFMアンテナが付くとは予想しませんでした。

 

匿名希望様の画像に戻ります。


デジタルアンテナの拡大です。

FMアンテナ部です。

 


局舎です。外観は特に変化がありません。
ただ、MBCとKKBのロゴが薄いのが気になります。
 
 

ロゴです。 薄く見えるのは光線の具合かと思っていたら、
グーグルストリートビューで見ると2014年と2015年の画像では、
濃さが違っていました。
この一年で急に薄くなったようです。

鉄塔中間部のパラボラなどを撮影方向を変え、合わせて4枚です。

 

 


お天気カメラでしょうか。

 

MBC城山送信所の解体については、アナログ終了後すぐの2011年9月から始まり12月までに完了したとのことです。

 

放送所データ(デジタル)

放送局名 チャンネル(リモコン) 出力
NHK 鹿児島総合テレビ 34ch  (3) 1KW
NHK 鹿児島教育テレビ 18ch  (2) 1KW
MBC 南日本放送 40ch  (1) 1KW
KKB 鹿児島放送 36ch  (5) 1KW

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。
 

エフエム鹿児島       79.8MHz  1KW

MBC FM補完中継局  92.8MHz  1KW

FM鹿児島の基幹局の移転については、同社HPに2011年7月1日付で案内があります。
2017年1月時点でも「新着情報」からバックナンバーを見ることができます。


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