送 信 塔 見て歩き
大分県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


大分西テレビ中継局  2016年7月、2018年8月撮影

大分西中継局はアナログとデジタルでは、数百メートル離れた場所に設置されました。

最初に、かつてのアナログ中継局の説明です。

アナログ中継局は、大分市東八幡4丁目付近の雑木林にありました。
当中継局の開局は、NHKが1972年2月、OBSとTOSが1992年3月です。(OABはアナログでは開局しませんでした。)
開局時期が大きく離れていますが、局舎を含め全社共用の中継局です。

送信アンテナは90CR1段2面です。
受信はNHK−Gが4mグリッドパラボラにて玖珠局受け、NHK−EとOBSは、それぞれ12素子八木で十文字原(基幹局)受け、
TOSは4mグリッドパラボラにて玖珠局受けです。
NHK−Gは1994年3月に親局を基幹局から玖珠局へ変更しているようです。(また、4mグリッドパラボラがTOSと共用かは
未確認です。)

当中継局は、基幹局から近距離にありますが、TOSを含め、受信に問題があるようです。

アナログ中継局の現在の様子については未確認です。

一方デジタル中継局は、アナログ中継局から南へ約200m離れた道路沿いに設置されました。アナログ中継局よりも高い位置です。
住所は大分市駄原です。(さらに字が付くようです。)
2010年9月に開局しました。(デジタルでは、OABも開局しています。)


それでは、デジタル中継局を画像で紹介します。


全景です。

鉄塔の様子です。

 


デジタルの送信アンテナは、双ループです。

 


局舎です。

表札です。

雑草が生い茂り、良いポイントから撮影できなかったとのことです。

 


鉄塔に2基のグリッドパラボラがあります。

GPSです。

上記のパラボラは民放の受信アンテナらしいです。(十文字原放送波受けのようです。)

ん、GPS画像左隅に監視カメラが写っています。情報によれば、もう1つあるそうです。
カメラは、たまに見かけますが、この規模の中継局では珍しいですね。
確かに、道路沿いの目立つ場所にありますが・・・。

 


送信点から数百メートル離れた「まるた屋温泉 西方の湯」の敷地には、オフセットパラボラがあります。
敷地外からの撮影に付き、上部しか見えていません。

こちらは、NHKの受信アンテナらしいです。十文字原放送波受けのようです。

アナログ同様、受信に問題があるのでしょうか。


匿名希望様より、NHK受信点の近景画像が届きました。ご覧ください。2018年8月撮影

角度を変えて2枚。

 


機器です。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 OBS TOS
チャンネル 51ch 49ch 61ch 47ch
出力 各局とも 1W

OABはアナログでは開局しませんでした。

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 OBS TOS OAB
チャンネル 39ch 43ch 38ch 45ch 41ch
リモコン
出力 各局とも 0.1W

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