送 信 塔 見て歩き
熊本県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


小島テレビ中継局  2014年6月撮影

小島(おしま)中継局は、熊本市西区小島下町にあります。当中継局は、アナログとデジタルでは別の場所に設置されたようです。
2010年12月にデジタル化されました。

かつてのアナログ中継局の説明です。

アナログ中継局は、千金甲公民館の北側の山にありました。ミニサテ局で、ほとんどの設備を全社で共用していました。
鉄柱は全社共用、ボックスタイプの局舎はNHKは単独、民放は全社共用です。
また、送信アンテナは5素子リングアンテナ1段3面+8素子リングアンテナ4段1面のセットで全局共用(垂直偏波)です。
受信はKABは単独で16素子リングアンテナ2段1列、他社は共用の16素子リングアンテナ2段2列で、どちらも熊本西中継局受けです。
KKT以外の先発各社は、KAB中継局の開局に合わせ1991年5月に機器を更新しているようです。


続いて、デジタル中継局です。

デジタル中継局は、有明保育園近くの平地にあります。 中継局の位置が変わり、親局も金峰山に変更となっています。
(デジタル中継局からは、金峰山が見通せます。アナログ時代は、見通せなかったものと思われます。←未確認です)
当中継局の特徴は、送受信チャンネルが同一(SFN)ということです。しかも、水平・垂直の違いはありますが、送受信場所も同じです。
(SFNについては、技術的なことが理解できず説明できません。悪しからず。)

それでは、画像をどうぞ。


遠景です。奥に金峰山が見えます。

 


全景を角度を変えて2枚。

別角度から。

鉄塔を見上げて見ました。

 


送信アンテナです。

受信アンテナです。

送信アンテナは、アナログ時代とは、構成が異なります。また、チャンネル配列から見てNHKと民放に分かれているようです。
親局受信のリングアンテナも2系統と見ました。

 


機器です。

局名表示があります。

ロゴもあります。尖ったものは監視システムのアンテナです。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 RKK TKU KKT KAB
チャンネル 53ch 55ch 51ch 49ch 37ch 33ch
出力 各局とも 0.1W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 RKK TKU KKT KAB
チャンネル 28ch 24ch 41ch 42ch 47ch 49ch
リモコン
出力 各局とも 0.05W

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