送 信 塔 見て歩き
熊本県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


水俣東テレビ中継局  2017年8月撮影

水俣東中継局は、九州新幹線・小田代トンネル上の高台、水俣市江添に設置されています。

最初にアナログ中継局の説明です。
開局は、1981年7月です。NHK・RKK・TKUの老舗3社のみの置局です。 KKTとKABは開局していません。

機器?は、3社個別、鉄塔は3社共用の中継局のようですが、状況ははっきりしません。
送信アンテナは、全社共用2L1段2面。
受信アンテナは送信点で、NHK−Gが8素子八木、NHK−Eが5素子八木、RKKが8素子八木、TKUが90CRです。
親局は各局とも水俣中継局です。

2010年12月にデジタル化されました。 それでは、画像で現在の様子を紹介します。


デジタルでは、KKTとKABも開局しています。 しかしながら、出力が実質半分に落とされ、ミニサテ局に格下げされました。


全景です。

送信アンテナは、5素子リングアンテナ2段2面です。

中継局は、パンザマストにボックス型のミニサテ局です。

 


受信アンテナです。アナログ同様、水俣中継局と思われます。
2基あるのは、ロー・ハイチャンネルごと、またはNHKと民放別かと思われます。

 


機器の全景です。

代表して、送信機器の拡大です。

 


機器には、ロゴがあります。

これは、表札と云うことで、よいでしょうか。

 

アナログ中継局跡を角度を変えて2枚。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 RKK TKU
チャンネル 53ch 51ch 55ch 57ch
出力 各局とも 1W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 RKK TKU KKT KAB
チャンネル 16ch 13ch 18ch 14ch 24ch 15ch
リモコン
出力 各局とも 0.05W

デジタルでは、実質減力の中継局です。


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