送 信 塔 見て歩き
長崎県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


世知原テレビ中継局  2015年9月撮影

世知原(せちばる)中継局は、佐世保市世知原町の東八天岳にあります。2009年6月にデジタル化されました。

最初にアナログ中継局の説明です。
当中継局は老舗3社と平成新局のNCCの2つに分かれて中継局が設置されています。NIBは開局しませんでした。
(デジタルでは開局しています。)
NHK・NBC・KTNは1979年1月に同時開局です。 一方、NCCは1992年9月の開局です。

1998年はじめに共用各社の方は、機器・局舎を更新しているようです。

送信アンテナは、どちらも4L1段4面のようです。

受信は、各局個別でNHKは、約100m離れた地点で、G,E別々の8素子八木、NBCは12素子八木、KTNは90CR、
NCCは1.8mグリッドパラボラです。全局、佐世保中継局を受けています。(民放は送信点で受信)
NHKでは、1984年4月と1997年12月の2回、親局を変更しているようです。さらに2002年3月に受信点を変更しているようです。
(上記は、変更後の場所)

受信に問題があるのか、NHKは相手先や場所をコロコロ変えているようです。 また、老舗共用中継局の送信アンテナの形式の
最終確認が取れていません。

デジタルでも2グループに分かれています。デジタル新局のNIBは、NCCに同居しました。


それでは、画像で紹介します。 まずは、NHKなど老舗局です。


鉄塔です。 狭い場所にあるようです。

デジタル局舎です。

デジタル表札です。

 

鉄塔は、アナログ時代からの継続のようです。銘板が読み取れません。

 


アナログ局舎が残っています。

表札です。

 


当然のことながら、アナログ局舎からのケーブルは切断されています。

 


銘板もあります。
こちらは、約100m離れた場所にある受信パラボラです。アナログと同じ場所のようです。なお、新築です。

佐世保中継局放送波受けです。 送受信チャンネルが同じです。
  


続いて平成新局2社共用中継局です。

鉄塔を角度を変えて2枚。

 

送信アンテナと受信パラボラの拡大です。 このパラボラ、アナログからの継続の可能性が高いです。

こちらも佐世保受け、送受信チャンネルが同じです。

 

デジタル局舎を角度を変えて2枚。この局舎もアナログ時代からの継続と思われます。

 


デジタル表札です。掛けかえられているようです。 



東八天岳への入口です。

山頂には祠もあります。 また、付近には三角点もあるようです。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 NBC KTN NCC
チャンネル 60ch 62ch 56ch 58ch 46ch
出力 各局とも 3W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 NBC KTN NCC NIB
チャンネル 42ch 40ch 22ch 34ch 38ch 16ch
リモコン
出力 各局とも 0.3W

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