送 信 塔 見て歩き
長崎県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


佐世保赤崎テレビ中継局  2014年9月、2016年11月撮影

佐世保赤崎中継局は、佐世保市赤崎町の赤崎岳にあります。 (アナログ時代の民放局名は、単に「赤崎」です。)
2010年3月にデジタル化されました。

まずは、アナログ中継局の説明です。
当中継局はNCCとNIBが中継局を共用している以外、他社の局舎は各社単独です。
(鉄塔は、NHK・NBC・KTNの3社共用、アンテナは別々)
送信アンテナは老舗組が、上からNHK2波共用、NBC、KTNの順です。平成新局は2社共用です。形式はどちらも、
6L1段1面+2L1段1面です。

特徴的なのは、受信親局です。なぜか各社バラバラです。NHKが2波共用の4mグリッドパラボラで大瀬戸局受け、
NBCは8素子八木で佐世保局受け、KTNは4mグリッドパラボラで相浦局受け、NCCは3mグリッドパラボラで大瀬戸局受け、
NIBは12素子八木2段で佐世保局受けです。 KTNのみ約70m離れた地点で受けています。
(受信設備を見ると、佐世保局は簡単に受信できるようですが、NBCとNIB以外は大きなアンテナで別の局を受けています。
また、更に調べるとNHK−Gは1992年2月に、NHK−Eに至っては1985年2月と1992年2月の2回も親局を変更していることが
分かりました。何か障害が発生したのでしょうか。)

一方、デジタルでは、老舗3社は共同でデジタル局舎を新築しました。平成新局2社は、アナログ局舎を継続利用です。

それでは、画像で紹介します。(2回の撮影時期が混ざっています。日付の無いものは、2014年9月撮影です。)


老舗グループ(NHK・NBC・KTN)の中継局です。

匿名希望様によりますと、こちらの中継局は、藪の中にあり撮影し辛いとのことです。


鉄塔の見上げショットです。

送信アンテナの拡大です。

こちらは、2016年11月撮影です。

送信アンテナは、6L1段1面+2L1段1面です。(平成新局も同様)

 

デジタル局舎を角度を変えて2枚。

 


表札です。

 


鉄塔基部です。

電源です。

銘板があります。

 


GPSです。

モニターアンテナです。

匿名希望様によりますと、受信アンテナが見当たらないとのこと、別の場所で受信しているのでしょうか。
アナログ時代の約70m離れた場所のKTN受信点が気になります。

 

という訳で、2016年11月に再訪問時にパラボラアンテナを発見したとのことです。

平成新局を含めた全社共用のオフセットパラボラです。佐世保中継局放送波受けです。

 


付近には、NHKの杭もあります。


続いて平成新局(NCC・NIB)の中継局です。


鉄塔です。  2016年11月撮影

送信アンテナです。  2016年11月撮影

 

NCCとNIB共用局舎は、まだ新しいので継続利用のようです。(角度を変えて2枚。)

 


表札です。

 


少し分かりにくいですが、GPSが見えます。 

鉄塔の八木アンテナは、予備アンテナなのでしょうか。2016年11月の時点でもあります。

 



赤崎岳の山頂表示です。

これは、三角点でしょうか。

風景画像をどうぞ。


 

 


 

 




最後に、赤崎岳から見た親局の烏帽子岳(佐世保中継局)の遠景です。(2016年11月撮影)

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 NBC KTN NCC NIB
チャンネル 60ch 62ch 56ch 54ch 24ch 29ch
出力

各局とも

10W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 NBC KTN NCC NIB
チャンネル 42ch 40ch 22ch 34ch 38ch 16ch
リモコン
出力 各局とも 1W

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