送 信 塔 見て歩き
長崎県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


中尾テレビ中継局  2014年5月撮影

アナログの中尾中継局(NHKの局名は東彼中尾<とうひなかお>中継局)は、東彼杵(ひがしそのぎ)郡波佐見町
井石郷地区の小山にありました。(この辺りでは、集落の名前の最後に「郷」が付くようです。)

撮影時点で、アナログ設備が残っています。

当地域では、アナログとデジタルでは異なる場所に中継局が設置されました。(デジタル中継局は南西方向に
少し離れた小山の山頂です。)
中継局名も異なり、デジタル中継局は鬼木中尾中継局と名乗っています。
局名からすると、新たに鬼木地区も対象エリアに加わったようです。 2011年3月に開局しています。


当ページは、アナログ中尾中継局のページです。

デジタル新局の鬼木中尾中継局は別ページで紹介しています。


アナログ中継局の説明です。

当中継局は、NHK2波、NBC、KTNの4局が1978年5月に開局し、NCCは1995年1月の開局です。
NCCの開局に合わせて設備を更新しており、全社共用のミニサテ局になっています。
NIBはアナログでは開局しませんでした。

送信アンテナは、8素子リングアンテナ1段3面(全局共用)です。受信は、NHKは波佐見局を約70m離れた地点で、
16素子リングアンテナ4列で受けています。
民放3局は送信点にて、NBCは12素子八木で、KTNとNCCは共用の12素子リングアンテナで、どちらも佐世保局を
受けています。
NHKは何か不都合があったのか、1985年3月に親局を変更しているようです。

それでは、画像で紹介します。


北側から見た遠景です。

拡大しました

 


南側から見た遠景です。

拡大しました。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 NBC KTN NCC
チャンネル 54ch 52ch 56ch 62ch 48ch
出力

各局とも

0.1W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。

当中継局は、アナログテレビ放送終了とともに廃局となりました。
この地域をカバーするデジタル中継局は、別の場所で開局しています。


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