送 信 塔 見て歩き
長崎県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


平戸南テレビ中継局  2015年4月撮影

平戸南中継局は、平戸島の南部、屏風岳にあります。
当中継局は、平戸大橋を利用して九州本土から車で行ける最西端の中継局です。
2009年10月にデジタル化されました。

かつてのアナログ中継局の様子です。
開局は、NHKが1969年9月、NBCとKTNが1981年3月、NCCとNIBが1995年3月です。
中継局は、鉄塔と送信アンテナは全社共用ですが、局舎は「NHK・NCC・NIB」と「NBC・KTN」の2つに分かれていました。
送信アンテナは、4L1段4面です。

親局はすべて佐世保局ですが、受信ポイントが分かれています。NHKは約140m離れた地点でチャンネルごとに8素子八木2列です。
NBCは約80m離れた地点で8素子八木2列です。KTNも約80m離れた地点で3mグリッドパラボラです。NCCとNIBは送信点で
共用3mグリッドパラボラです。

NHKは1984年3月に、NBCも2000年10月に、それぞれ受信ポイントを変更しているようです。
また、アナログ設備は、既に撤去済みのようです。

それでは、画像で現在の様子を紹介します。



屏風岳の遠景です。

 


中継局部分を拡大しました。

 

デジタルでは全社共用の局舎を新築したようです。鉄塔はアナログからの継続と思われます。

 

送信アンテナを角度を変えて2枚。

 


アナログ時代からの銘板です。3枚あります。

 


NBCのデジタル予備受信アンテナと思われます。

GPSです。

 


中継局のすぐ横にグリッドパラボラがあります。NCCデジタル受信アンテナと
思われます。佐世保中継局受けです。

情報では、他の民放3社共用パラボラも付近にあると思われます。
こちらも佐世保中継局受け。


別角度から。

 


アナログ局舎跡と思われます。

 


こちらは、約120m離れた場所にあるNHKデジタル受信アンテナと思われます。
1本の鉄塔に2基取り付けられています。
情報では、NHKの親局は佐世保局と思われますが、平戸局も受けているようです。
パラボラの向きから見て、上段が平戸受け、下段が佐世保受けと思われます。 

 


中継局付近から見た風景です。

 

登山口の案内表示の所までは、舗装道路でスムーズに登れるとのこと。そこから林へ入ると獣道です。

また、画像はありませんが、山頂部には行政系の無線局があるそうです。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 NBC KTN NCC NIB
チャンネル 55ch 53ch 59ch 57ch 51ch 62ch
出力 各局とも 3W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 NBC KTN NCC NIB
チャンネル 41ch 43ch 24ch 39ch 28ch 29ch
リモコン
出力 各局とも 0.3W

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