送 信 塔 見て歩き
佐賀県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


嬉野テレビ中継局  2013年2月撮影

嬉野中継局は、嬉野市下野にあります。旧嬉野町(嬉野市南部地域)をサービスエリアにしています。
2008年8月にデジタル化されました。

ふもとから見た遠景です。標高260mの山ですが地形図には、名前がありませんでした。


アナログ中継局は、NHKとSTSは鉄塔を共用し局舎・アンテナなどは別々に設置していました。これは、開局時期が4か月ずれているのが理由かもしれません。
(NHKは1970年4月、STSは同年8月)
どちらも送信アンテナは6L1段4面(上がNHK)、受信は1.8mグリッドパラボラで伊万里局受けでした。

これらのアナログ設備は、既に撤去され残っていないようです。ただ、鉄塔はアナログからの継続利用のようです。


 

続いて、現在のデジタル中継局の様子を画像で紹介します。


鉄塔と局舎です。

 


表札です。

 

送信アンテナを別角度から2枚。

 


受信アンテナです。

拡大しました。

その下のオフセットパラボラです。

受信アンテナは、リングアンテナとオフセットパラボラの2種類が付いています。
親局である伊万里中継局の出力がアナログでは300Wでしたが、デジタルでは100Wと実質増力で受信環境が良くなり、STSは1.8mグリッドパラボラから、
簡易な3列リングアンテナに変えたようです。
一方、NHKは用心深くオフセットパラボラのようです。また予備にリングアンテナで別の局も受けているようです。
なお、リングアンテナでの受信局は未確認です。

 


局舎に繋がるケーブルです。

鉄塔の銘板です。やはり、アナログからの継続のようです。

 

GPSが2か所にあります。

 


アナログ局舎の跡でしょうか。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 STS
チャンネル 48ch 46ch 54ch
出力 各局とも 3W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 STS
チャンネル 24ch 28ch 39ch
リモコン
出力 各局とも 0.3W

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