送 信 塔 見て歩き
佐賀県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


塩田テレビ中継局  2013年2月撮影

塩田中継局は、嬉野市(旧塩田町)五町田にあります。2010年10月にデジタル化されました。

現時点で、アナログ設備がまだ残っているそうです。アナログ中継局はNHKとSTSは共同設置でした。

遠景です。

 


拡大しました。


まずは、旧アナログ中継局からです。


鉄塔の全景です。

鉄塔の根元に各社の機器があります。

開局時期はNHKが1976年9月に対して、STSは1979年12月で3年の間隔があります。

 


鉄塔を見上げてみました。

送信アンテナです。

別角度から。変な取り付け方です。

当中継局は、アナアナ変更の対象でした。変更前の送信アンテナは共用の4L1段2面(垂直)でした。NHK−GとSTSがアナアナ変更の対象でしたので、
すぐ下に新アンテナが取り付けられたようです。ただ、下のアンテナからどのチャンネルが出ているのか、ハッキリしません。
(新チャンネルの並びからの想像では、上がNHK2波、下がSTSの可能性が高いと思います。)

 


受信パラボラです。

受信は別々に1.8mグリッドパラボラで伊万里局受けでした。

 

鉄塔基部には、NHK2基、STS1基の機器が付いています。

 


別の機器もあります。

表示です。

続いて、デジタル中継局です。デジタル中継局も2社共同で、アナログ中継局のすぐ隣に新築されました。

鉄塔を別角度から2枚。

 


送信アンテナです。

また、すぐ下にパラボラがあります。


その下方には、オフセットパラボラがあります。

高い位置のグリッドパラボラが何なのか、ハッキリしません。
最初は、STSの親局(伊万里)受信アンテナかと思っていましたが、よく見ると垂直偏波用です。当局は垂直偏波ですので、
送信用の可能性が高いです。

当中継局ではNHK(1W)とSTS(0.3W)と、送信出力が異なます。上記の件と合わせて考えるとサービスエリア自体が
2社では、かなり異なるのかもしれません。

気になったので、D−paの放送エリアのめやすを確認すると、NHKの方が北方向に少しエリアが延びているのが分かりました。
以上のことから、このグリッドパラボラは、NHK送信用と思われます。

低い位置のオフセットパラボラは両社共用の受信アンテナでしょうか。近接チャンネルを受信しているため、回り込み防止板
らしいものがあります。

 


局舎です。

表札です。

 

GPSが2か所にあります。

 


鉄塔の銘板です。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 STS
チャンネル 39ch 45ch 56ch
出力 各局とも 3W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 STS
チャンネル 35ch 32ch 15ch
リモコン
出力 1W 1W 0.3W

当中継局では、STSの出力は普通にアナログの1/10の0.3Wに対して、NHKは実質増力の1Wになっています。
なお、理由については、未確認です。


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