送 信 塔 見て歩き
福岡県 ・ 中継局
匿名希望様提供の画像で紹介します。


松ヶ江テレビ中継局  2011年10月、2016年4月撮影

松ヶ江中継局は、北九州市門司区の城山にあります。アナログ時代のNHK中継局の局名は、頭に「北九州」が付いていました。

最初にアナログ中継局の情報です。
開局は、NHKが1976年9月、民放4社は1984年5月です。(TVQはアナログでは開局していません。)
その関係からか、NHKと民放は、別々に中継局を設置しています。

送信アンテナの形式は、NHKも民放も4L2段(垂直偏波)です。(NHKは、2000年に送信鉄塔を更新しているようです。)
民放の送信アンテナは「RKB単独」「KBC・TNC・FBS」の2グループに分かれています。(送信チャンネルの関係と思われます。)
受信は、約130m離れた地点で、全社共用4mグリッドパラボラにて寺内中継局受けです。

一方、2009年11月にデジタル化された新築の中継局では、局舎・鉄塔・送信アンテナが、すべて全社共用です。


左・全社共用デジタル、右・NHKアナログ

民放アナログ

 


NHKアナログ鉄塔に機器があります。

別角度から、局名があります。

 


さらにNHKのアナログ局舎があります。

こちらは、全社共用デジタル局舎です。

 


民放アナログ局舎です。

民放アナログ鉄塔の銘板です。

 

送信アンテナ部です。

アナログもデジタルも変なチルトが、かかっています。
多分、宇部方向へ飛ばないようにしているのだと思います。

 


GPSです。

 


親局は各局とも寺内局です。約130m離れた登山道脇にある、全社共用の4mグリッドパラボラで受けています。


匿名希望様より、アナログ設備撤去後の、2016年4月撮影の画像が届きましたので紹介します。


デジタル鉄塔です。

 

デジタル局舎を角度を変えて2枚。

 

デジタルの送信アンテナ(4L2段1面・垂直偏波)の構成は、上段がNHK2波・FBS共用、
下段がRKB・KBC・TNC・TVQ共用の2グループに分かれています。(チャンネルの関係と思われます。)

また、番組伝送は鉄塔の全社共用90cmプレートパラボラにて寺内固定局TTL受けです。

 


GPSです。

銘板です。

 


鉄塔基部です。


アナログ局舎跡です。

アナログ受信パラボラ跡です。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 RKB KBC TNC FBS
チャンネル 39ch 41ch 52ch 36ch 32ch 30ch

出力

各局とも 1W

TVQは、アナログ中継局を設置していませんでした。

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 RKB KBC TNC FBS TVQ
チャンネル 40ch 42ch 24ch 31ch 29ch 47ch 27ch
リモコン
出力 各局とも 0.1W

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