送 信 塔 見て歩き
香川県 ・ 中継局
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西讃岐 RNC・RSK・OHK・TSC共用テレビ中継局  2023年2月撮影
琴平中継局(RNC・TSC) 併設(デジタル混信対策局)

まずは、アナログ時代の説明です。

送信アンテナは、4社共用4D6段4面(上段がRNC・RSK・TSC、下段がOHK)、
受信は、RNCとRSKは個別の8素子八木2列にて金甲山山受け、
OHKとTSCは 個別の3mグリッドパラボラにて金甲山受けです。

当中継局では、RNC・RSK・OHK・TSCがアナアナ変更の対象でした。

2007年7月にデジタル化されています。


それでは、現在の様子です。

 

送信アンテナは、4D6段4面です。 倍率を変えて2枚。

アナログ時代には、ペイントの白い部分にアンテナがあったと思われます。

 


敷地の様子です。 手前には、かつて建物があったのでしょうか?

 

局舎を角度を変えて2枚。

 


地元局のRNCが、なぜか最後尾です。

 

鉄塔のパラボラを微妙に角度を変えて2枚。

受信は、4波共用3mプレートパラボラにて前田山固定局TTL受けです。

一番高い位置にあるグリッドパラボラは、琴平中継局の送信アンテナです。

また、当中継局では、RNCが坂出東中継局送りのTTL固定局を設置しています。2mプレートパラボラで送信しています。

 

これら3枚は、混信対策局の琴平中継局の送信アンテナです。 


ここで、当中継局に併設の琴平中継局についての説明です。

香川県の中西部地域では、RNC(15ch)とTSC(18ch)のチャンネルに対して、広島基幹局のNHK−E(15ch)とRCC(18ch)が干渉し、
一部地区で混信やフェーディングが発生していることが、デジタル中継局が開局してから発覚しました。

このため、上記2社の別チャンネル送信のために、当中継局に、2014年9月に琴平中継局が併設(開局)されました。
1.9Wという半端な出力で電波を出しています。

また、本来であれば置局不要と思われる坂出川津 中継局も設置されました。(2011年3月末に開局)

「エリアのめやす」を見ると琴平中継局からは東方向に帯状と坂出川津中継局からは坂出JCT付近に電波が出されていますので、
この辺りが混信・フェーディングが発生している地区と思われます。 

 


ラックです。

GPSです。

 


モニターアンテナです。
 


アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。

中継局データ

西讃岐中継局

デジタル RNC RSK OHK TSC
チャンネル 15ch 21ch 28ch 18ch
リモコン
出力 各局とも 100W
 

 

琴平中継局

デジタル RNC TSC
チャンネル 34ch 40ch
リモコン
出力 各局とも 1.9W

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