送 信 塔 見て歩き
香川県 ・ 中継局


国分寺テレビ中継局  2008年5月撮影

国分寺中継局は、高松市国分寺町新名の高台に設置されています。地元では兎子山(うさんこやま)と呼ばれているようです。
高松自動車道の府中湖PAを過ぎて高松西ICへ向かう途中、左側に見えます。

開局は、NHKが1970年11月、RNC・KSB・RSKの3社が1986年3月、OHKが1986年4月です。TSCは開局していません。

NHKと民放は、2グループに分かれて設置されています。
送信アンテナは、NHKは2波共用4L1段2面、民放は4社共用4D2段2面です。
受信はNHKは2波共用1.8mグリッドパラボラ、RNC・RSK・OHKは3社共用2.4mグリッドパラボラ、KSBは1.8mグリッドパラボラにて、
全社、西讃岐中継局受けです。


高松自動車道より。 付近には水道局の配水タンクがあります。(若干、ピンボケです。あしからず。)

 

  
この2枚は、連続写真です。

 


鉄塔部を拡大しました。  大きな鉄塔は、携帯電話のようです。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 RNC KSB RSK OHK
チャンネル 51ch 49ch 54ch 57ch 59ch 61ch
出力 各局とも 3W

直接訪問していません。 TSCは、送信していません。

当中継局のOHKはアナアナ変更の対象でした。 アナアナ変更の前のチャンネルは47chです。

追記 ・ アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


当中継局は、2008年11月にデジタル化されています。 なお、TSCはデジタルでも開局していません。

デジタル化後の画像はありませんが、参考までに、設備の様子を書いておきます。

デジタル中継局は、NHK単独と民放4社共用で、それぞれ局舎が新築されました。(送信鉄塔は、どちらもアナログからの継続です。)

送信アンテナは、NHKは4L1段2面です。(アナデジサイマル時には、アナログアンテナと共用していたようです。)
民放は4社共用4D2段2面です。(こちらもアナデジ共用の可能性があります。)

受信は、NHKは2波共用オフセットパラボラにて西讃岐中継局放送波受け(デジタル用の新設アンテナで、
アナデジサイマル期間はアナログ波も受信していたようです。)
民放も4社共用オフセットパラボラにて西讃岐中継局を放送波受けです。
なお、RSKのみキャンセリングアンテナとして16素子リングアンテナを使用しているようです。
 

中継局データ(参考)

デジタル NHK総合 NHK教育 RNC KSB RSK OHK
チャンネル 22ch 47ch 34ch 26ch 38ch 16ch
リモコン
出力 各局とも 0.3W

グーグルストリートビューで当方撮影と同じ方向からの画像を見ることができます。  2022年6月の様子です。


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