送 信 塔 見て歩き
山口県 ・ 中継局
山口県のU様、匿名希望様 提供の画像で紹介します。


当ページでは、U様には2010年4月、2015年4月、2017年3月撮影の画像を、匿名希望様には2015年6月撮影の画像を提供していただきました。


下関吉見テレビ中継局  2010年4月撮影

山口県の下関吉見中継局は、市内吉見地区の内陸部をカバーする中継局です。1994年3月開局の比較的新しい中継局です。
(それ以前は、この地域では県内局は受信できず、北九州中継局を受信していたそうです。)
2010年10月にデジタル化されました。

最初は、2010年4月の様子です。(デジタル工事前です。)


全景です。

送信アンテナです。

送信アンテナは、全社共用5素子リングアンテナ4段1面です。

  


送信機器です。NHKと民放の2グループに分かれています。

  


約600m離れた下関市役所吉見支所敷地にある下関中継局受け受信アンテナです。
上から、NHK2波&tys共用、yab単独、KRY単独と思われます。(yabが単独なのは、受信チャンネルの関係と思われます。)


ここからは2015年4月の撮影です。

当中継局は2010年10月にデジタル化されました。撮影時点で、まだアナログ設備が残っています。


全景です。

デジタル送信アンテナです。

 


デジタル送信機器です。

GPSです。

 


市役所支所にある受信アンテナです。デジタルもアナログと同じ場所です。


ここからは、匿名希望様提供の画像で紹介します。 2015年6月撮影です。
上記と同じ時期の撮影ですが、新たな発見もあり、アナログ設備を含め再掲載します。

JR吉見駅跨線橋から見た遠景です。送信点(左)と受信点です。(受信鉄塔が分かりにくいですが、掲揚ポールと1本おきです。)

 


送信点の全景です。

 

アナログ送信アンテナを角度を変えて2枚。

  

デジタル送信アンテナを角度を変えて2枚。

アナログでは1面(4段)でしたが、デジタルでは2面(3段)になっています。 エリアが変わったのでしょうか。

  

機器類を角度を変えて2枚。

 


小さなアンテナがあります。

GPSアンテナです。
監視装置のパケット通信用らしいです。NTTドコモ?

 


tysのシールが貼ってある機器です。 ん、「見島本村」ってどこですか?。 調べてみると萩市沖にある島の集落名でした。

見島へは、本土から高速船で70分かかるようです。もちろん、この名前の中継局があります。機器を転用したのでしょうか。

  ↑ 蛇足ですが、「見島本村」と名乗っているのはTYSのみで、他社は「萩見島」と名乗っています。

 


受信アンテナの全景です。
アナログ・デジタルとも下関市役所吉見支所にあります。また、デジタルの親局も下関中継局です。



アナログUHF受信アンテナです。

アナログVHF受信アンテナです。

  


デジタル受信アンテナです。全社共用になったようです。


U様より、2017年3月撮影の画像が届きました。ご覧ください。

アナログ設備は撤去済みです。


全景です。

送信アンテナです。

 


機器を角度を変えて2枚。

 

 


受信鉄塔とアンテナの拡大です。

 


機器です。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 KRY TYS YAB
チャンネル 50ch 56ch 62ch 59ch 52ch
出力 各局とも 0.1W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 KRY TYS YAB
チャンネル 43ch 44ch 45ch 47ch 49ch
リモコン
出力 各局とも 0.05W

当中継局は実質増力になっています。また、サービスエリアがアナログ時代と比べ、かなり広がったようです。


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