送 信 塔 見て歩き
山口県 ・ 中継局
匿名希望様、F様 提供の画像で紹介します。


和佐テレビ中継局  2018年10月撮影(匿名希望様提供)、2022年5月撮影(F様提供・遠景)

和佐中継局は、大島郡周防大島町の和佐と小泊との間にある海へ突き出した地形の山(資料によると大弥山)に設置されています。

最初に、アナログ時代の様子です。
開局はNHKが1973年3月、KRYとTYSが同時に1993年3月です。YABは開局していません。
鉄塔は全社共用、局舎は別々の中継局です。送信アンテナは、全社共用の90CR1段2面+1.8mグリッドパラボラ(垂直偏波)の
構成です。
受信は、NHKは2波共用90CR、民放2社は共用1.8mグリッドパラボラにて、どちらも親局は東和中継局です。

2010年1月にデジタル化されています。

当地区は、瀬戸内海を挟んで愛媛県に面しているため、テレビ受信に関しては、愛媛各局の放送が問題なく視聴できる場所と思われます。
そのためなのか、アナログでは民放の開局が遅く、YABはアナログだけでなく、デジタルでも開局していません。

それでは、現在の様子を紹介しします。 直接訪問は、匿名希望様提供の画像です。



ふもとから見た遠景です。

 


鉄塔を拡大しました。

 


全景です。中継局の鉄塔は新築、局舎はNHKは新築したようです。
民放2社は局舎はアナログ時代からの継続と思われます。

鉄塔上部の拡大です。

 

鉄塔を見上げてみました。 角度を変えて2枚。

 

送信アンテナを角度を変えて2枚。

送信アンテナは、形式がアナログとは異なり、全社共用90CR1段2面+3段1面(垂直偏波)の構成です。
(1.8mグリッドパラボラの代わりに90CRを3段にしたようです。)

 


NHKのTTL受信パラボラです。

民放のオフセットパラボラです。

受信は、NHKは2mプレートパラボラにて東和固定局TTL受け、民放2社は共用オフセットパラボラにて東和中継局放送波受けです。

 


敷地の様子です。

 


NHK局舎です。

表札です。

 


民放局舎です。

表札です。

 


GPSです。

鉄塔基部です。

銘板です。

 


付近には、携帯電話の基地局もあるようです。

 


中継局から見て西側の和佐の街並みです。


F様より、2022年5月撮影の正面から撮影した遠景画像が届きました。紹介します。


鉄塔の全景です。

 


送信アンテナとプレートパラボラです。

オフセットパラボラです。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 KRY TYS
チャンネル 58ch 55ch 53ch 51ch
出力 各局とも 1W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル NHK総合 NHK教育 KRY TYS
チャンネル 30ch 32ch 34ch 36ch
リモコン
出力 各局とも

0.3W

YABは、アナログ・デジタルとも開局していません。


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