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山口県 ・ 中継局
山口県のU様提供の画像で紹介します。


TYS&YAB共用中継局  2007年10月、2014年5月撮影

萩中継局では、TYSとYABが同居しています。 2007年と2014年を比較します。


2007年

2014年

遠景です。 2014年では、アナログ設備は撤去済みです。

 


2007年

2014年

2007年では、送信アンテナは、上がデジタル、下がアナログです。(どちらも2波共用6L1段3面)
デジタルアンテナは、上に伸ばすようにして設置されています。

2014年では、下段のアナログアンテナは取り外され、支柱で補強されています。

 


2007年

アナログは、右向き3mグリッドパラボラで、大平山基幹局を受信。
デジタルは、左手前を向いている2mプレートパラボラ2基で長門中継局併設のTTL固定局をダイバシティ受信しています。
(基幹局からのルートは、NHKと同じです。)

また、左向きの3mグリッドパラボラは、萩市沖 約45キロに浮かぶ見島に向けてのアナログ波混信対策の補完送信アンテナです。
これは、TYS33chがデジタル日本海テレビ益田局と、YAB31chがデジタル日本海テレビ浜田局とそれぞれ同一chのため、
海上伝播で障害を受けることを予想し、2007年の始め頃に設置されたらしいです。


以下は、2014年5月撮影の画像です。


GPSです。

八木アンテナがあります。

 


表札です。

 

中継局データ

アナログ TYS YAB
チャンネル 33ch 31ch
出力 300W 300W

TYSとYABでは、アナログ混信対策補完チャンネルとして、上記で説明の3mグリッドパラボラにて、見島向けに
TYSが36ch、YABが25chで それぞれ10Wにて、放送波を出しています。

アナログテレビ放送は、補完波を含め2011年7月24日をもって終了しました。


デジタル TYS YAB
チャンネル 46ch 47ch
リモコン
出力 各局とも 100W

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