送 信 塔 見て歩き
広島県 ・ 中継局
山口県のU様提供の画像で紹介します。


広島牛田テレビ中継局  2010年10月、11月撮影

広島牛田中継局は、広島市東区の上ヶ山の中腹にあります。全局VHFの中継局です。(老舗4局のみ電波を出しています。)
VHFで放送しているからには、相当古い中継局だろうと思い調べてみると1968年(昭和43年)10月の開局でした。
まだVHFが一般的な時代ですね。

地図を見ると広島市中心部のすぐ北側です。なぜこの場所に中継局があるのかと思ったら、比治山・黄金山との間に山があり、
見通し外のようで、納得です。送受信方向も、ほぼ同じですね。
当中継局はデジタルでの置局の予定はないようです。絵下山も同じような方向ですが、標高が高い分、電波は届くのでしょう。
(アナログUHF民放も置局がありませんでしたし・・・。)


全景と送信鉄塔です。

 

局舎を別角度から2枚。看板もあるようですが、文字が見えてませんね。

 

送信アンテナは各局個別に3素子八木1段1面です。上からチャンネル番号の大きい順です。
山あいにあるため、他からの電波に干渉されず、UHF転換せずに生き残ったようです。

 


受信アンテナも各局個別に8素子八木で広島基幹局受けです。(NHK−Gのみ1列、他は2列)
RCC以外は隣接チャンネルでの送受信になります。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 RCC HTV
チャンネル 2ch 6ch 9ch 11ch

出力

各局とも 1W
HOME,TSSは中継局を設置していませんでした。

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって放送を終了しました。

また、デジタル中継局の開局予定はありません。


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