送 信 塔 見て歩き
広島県 ・ 中継局
広島県のT様提供の画像で紹介します。


東城テレビ・FM中継局  2013年6月撮影

東城中継局は、岡山県境にも近い庄原市東城町の焚火(たくひ)山にあります。2008年9月にデジタル化されました。

T様から2013年6月撮影の画像が届きました。撮影時点で、まだアナログ設備が残っています。詳細な画像をいただきましたので、
全面的に差し替えます。

以前のページはこちらからご覧いただけます。


まずは、アナログテレビ関係の設備から紹介します。


旧VHF・現デジタル中継局の全景を2枚。

アナログ中継局は、老舗VHF局とUHF局の2つに分かれていました。親局がVHFのNHK・RCC・HTVは、当中継局でもVHFで送信していました。
古くからの中継局と思い、調べてみると4波そろって1965年12月の開局です。

 


各チャンネル個別STです。
上からチャンネル番号の大きなもの順で、
HTV、RCC、NHK−E、NHK−Gです。

 

 



 受信は、NHKは2波共用3mグリッドパラボラ、
RCCとHTVは共用1.8mグリッドパラボラ、両方とも油木中継局受けです。

 

 


敷地の様子です。

見上げてみました。

 


モニターアンテナらしいものがあります。

このリングアンテナは、アナログ時代からありますので、
小奴可中継局受けの予備アンテナではないかと思われます。
未確認です。

 


続いて、アナログUHF中継局です。


全景です。こちらは1980年7月の開局です。

鉄塔です。

こちらの設備はデジタル化されませんでしたので、いずれ撤去と思われます。

 

送信アンテナを3枚。4L1段3面(垂直)です。

 


局舎です。

表札が白く上塗りされています。薄く、UHTとtssの文字が見えます。

 

受信パラボラです。共用の4mグリッドパラボラで小奴可中継局受けです。

 


モニターアンテナです。

鉄塔の銘板です。

 


続いて、NHK−FM中継局です。


全景です。

NHK−FM中継局は、鉄塔にアンテナ取り付けスペースが無かったからか、
少し離れた場所に独立して設置されています。 

総合テレビの2chと共用にしなかったのも謎ですが・・・。

 

送信アンテナはST1段です。

 


鉄塔基部と銘板です。

 

受信は5素子2列八木で三次中継局受けです。もう1セット別のアンテナがありますので、
NHKはアナログテレビの予備に三次中継局を受けているのかもしれません。(未確認です。)

 


続いて、アナログVHF中継局に併設されたデジタル設備です。


鉄塔と銘板です。

デジタルでは、NHKなどのアナログ局舎を全社共用で利用し、送信鉄塔は局舎横に新築して対応しました。送受信とも全社共用アンテナと思われます。

 

 


デジタル表札があります。


看板もデジタルのものです。

受信は小奴可局からのTTLと思われます。

 


GPSです。

 


付近に業務用の無線局もあります。


広島県の防災無線局です。

 

 

 



FM中継局の奥に何か見えます。

拡大しました。小奴可中継局のようです。

 



三角点です。

 


風景です。 合成

 


中継局開局時に林道が整備されたのでしょうか。記念碑があります。

 

中継局データ

アナログ NHK総合 NHK教育 RCC HTV HOME TSS
チャンネル 2ch 7ch 10ch 12ch 35ch 31ch
出力 3W 3W 3W 3W 10W 10W

アナログテレビ放送は2011年7月24日をもって終了しました。

NHK−FM  83.3MHz  3W

広島FMは、中継局を設置していません


デジタル NHK総合 NHK教育 RCC HTV HOME TSS
チャンネル 14ch 15ch 18ch 19ch 22ch 23ch
リモコン
出力 各局とも 1W

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