送 信 塔 見て歩き
広島県 ・ 中継局
広島県のT様提供の画像で紹介します。
大崎・竹原テレビ中継局、大崎FM中継局 前半1999年以前、後半2008年4月撮影
大崎・竹原中継局は、瀬戸内海に浮かぶ大崎上島の神峰山にあります。(当中継局の正式名称はNHKが大崎、民放は竹原と最初にアナログ中継局の説明です。
開局は、老舗3社が1965年4月、HOMEが1970年12月、TSSが1975年9月です。
中継局は、老舗3社、HOME、TSSの3つに分かれて設置されています。
送信アンテナは、老舗中継局では、上がNHK2波共用、下がRCC・HTV2社共用です。形式は、すべて6L2段2面です。
受信は、NHKは約380m離れた地点で個別の8素子八木2列で高見山受け、予備に送信点で2波共用4mグリッドパラボラにて
大柿中継局受けです。RCCは送信点で6素子八木2列にて高見山受け、HTVも送信点で12素子八木2列にて高見山受け、
HOMEは2.4mプレートパラボラにて宇根山固定局受け、TSSは4mグリッドパラボラにて大柿中継局受けです。
FM中継局の開局は、NHKが1966年12月、広島FMが1982年12月です。広島FMはNHKなどの老舗中継局に同居しています。
送信アンテナは、NHKと広島FM共用の2L1段2面、受信は、NHKは5素子八木2列にて広島基幹局受け、広島FMは
5素子八木2列にて呉中継局受けです。
2007年10月にデジタル化されました。
NHK3波&RCC&HTV&広島FMの計6波中継局です。
この2枚は、NHKの福山中継局(高見山)受け8素子八木アンテナと思われます。
こちらは、大柿受けパラボラと思われます(予備系) こちらは、5素子八木のFM受信アンテナ。
NHKは広島親局受け、広島FMは呉中継局受けです。
6素子八木のRCC尾道(高見山)受信アンテナ。 12素子八木のHTV尾道(高見山)受信アンテナ。
受信ポイントが、各社バラバラのようです。
HOMEの全景です。受信親局は、宇根山固定局です。
こちらは、TSSの全景です。 局舎です。左の大きなパラボラは、大柿受けです。
TSSの看板です。
続いて2008年4月撮影のものです。
神峰山山頂から見たデジタル中継局(NHKなどのアナログ中継局)と竹原市方向です。
大崎・竹原中継局では、老舗3社共用中継局をデジタル中継局として整備し、全社共用となりました。
また、テレビ中継局名が「竹原」となったようです。FMは引き続き「大崎」のようです。
拡大しました。 すぐ近くからの全景です。
新設のパラボラは、三原方向を向いているようです。
アナログ・デジタル共用アンテナです。 看板がデジタル表示のものに新しくなっています。
また、テレビ中継局の名称が竹原になっています。
デジタルの表札です。 NHKの大柿受けパラボラと思われます。(再掲載)
この2枚はNHKの受信アンテナ(再掲載)
アナログ系には、変化が無いようです。
RCC(手前)、HTV(奥)受信アンテナ(再掲載) RCC受信アンテナの拡大(再掲載)
HTV受信アンテナの拡大(再掲載) FM受信アンテナ(再掲載)
左・HOME、右・TSS。 HOME全景です。
HOMEとTSSには、変化は無いようです。
TSSの全景です。 アンテナ部です。
海の方向を向いたグリッドパラボラです。(水平偏波です。) 所属は未確認です。
最後に風景写真をどうぞ
竹原市方向
中継局データ
アナログ | NHK総合 | NHK教育 | RCC | HTV | HOME | TSS |
チャンネル | 56ch | 48ch | 59ch | 62ch | 38ch | 33ch |
出力 | 各局とも | 100W |
NHK−FM 84.2MHz 10W
広島FM 76.4MHz 10W
デジタル | NHK総合 | NHK教育 | RCC | HTV | HOME | TSS |
チャンネル | 46ch | 15ch | 18ch | 19ch | 22ch | 23ch |
リモコン | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 8 |
出力 | 各局とも | 10W |
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